何故、また食べようとするのか… 2

ここからがブログに書きたかったところだ。



その犬は、命に別状はなかったとしても、

かなり苦しい経験をしたことは言うまでも

ないだろう。



もう二度と、あんな経験はしたくないはずだ。



しかしながら、その犬はまたしても、チョコレートを

食べようとしたのだ。



実際に食べられることはなかったらしいが、

口に入ったところを無理矢理取り出したらしい。



まあ、チョコレート、一かけら程度だったら、

食べられても問題はなかっただろうが。



しかし、問題は、そこである。



あの苦しい経験が、その食べ物によるもの

だと結びついていないということだ。



量のことは考えていたのだろうか。



否。



そんなことはないだろう。



また、チョコレートがひと箱分あれば、全てを

食べていたに違いない。



人間であれば、症状が悪くなってしまった

食べ物を想像し、それを回避するだろう。



多少のお腹が痛くなった程度の症状であれば、

回避まではいかないかもしれないが、アレルギー

などの症状が出たり、けいれんするようなことが

あれば、その食べ物を回避しようとするはずだ。



しかし、犬は危険を繰り返すのだ。



だが、これは全般に言えるものではない。



その食べ物による、危険を察知できなければ

祖先である狼たちは自然淘汰されていたかもしれない。



もちろん、チョコレートなどの食べ物ではなく、

自然の中で、捕食する食べ物の中にも危険な

物はあったであろうから。



では、何が原因なのだろうか。



調べてみたところ、面白い記事があった。



もちろん、それが全ての要因ではないだろうが、

一つの要因にはなるのかもしれない。



それは記憶を司る、脳内の話だ。



次回へ。




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何故、また食べようとするのか…

さて、今日書いてみようと思うのは前回の続き、

中毒症状に関連する内容である。



その中でもチョコレート中毒について、実際に

あった話も含めて書いていこう。



チョコレート中毒。



この中毒症状は嘔吐や下痢、神経過敏、興奮、

こん睡、ふるえ、けいれんなどの症状を引き起こし、

時には突然死や腎臓障害を引き起こすと言われ

ている。



この症状を聞くと、とても怖いものだが、そうそう

起こりうるものではない。



致死量までいくケースが少ないからだ。



この症状を引き起こしてしまう原因はチョコレートの

カカオマスに含まれる、テオブロミンという成分が

関係してくる。



よって、致死量も同じ量のチョコレートだったと

しても、そこに含まれるテオブロミンの含有量に

よって異なってくる。



チョコレートにも様々な種類がある。



ビターチョコレートやミルクチョコレート、

ホワイトチョコレートなど様々だ。



ビターチョコレートはカカオマスの含有量が

非常に高い。



そこまで、チョコレート通ではないため、何%以上の

ものをビターチョコレートと呼ぶのかなどは全く見当

つかないのだが、カカオマスの含有量が高いという

ことは、自然とテオブロミンの成分も高くなる。



それに比べてホワイトチョコレートなどに含まれる

カカオ分はココアバターのみとのことなので、

テオブロミンの含有量はビターチョコレートに比べ、

極めて低い。



まあ、ともあれ食べさせないことにこしたことはないが…



では、実際にあった話を、書いてみたいと思う。



その犬は留守中にチョコレートを食べた。



体重5kgほどの犬なのだが、食べたチョコレートの

量は、ハワイなどのお土産によくある、マカダミア

ナッツ入りのチョコレート、ひと箱分だった。



致死量までは達していないが、それに近い量では

あった。



ちなみに、マカダミアナッツにも中毒を引き起こす

成分が含まれている。



今回、そこは置いておこう。



飼い主が家に戻った時には、部屋中に嘔吐と

下痢の後が20箇所ぐらい。



ふるえや若干の痙攣を引き起こしていた…



病院に連れて行き、食べたものを吐かせ、胃洗浄を

行い、しばらく安静に。



完全に元通りの状態になるまで、数日を要したが

命に別状はなかった。



続きは次回へ。




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中毒症状

皆さんも聞いたことはあるだろうが、犬が

食べてしまうことで中毒を引き起こしてしまう

食べ物がある。

良く耳にするのは、チョコレート中毒や

玉ねぎ中毒といったものだろう。

しかし、中毒症状までいってしまうケースは

極まれなことである。

それは致死量までいくほどの量を食べれる

機会がそうそうないということだろう。

犬を飼っている飼い主さんは、ほとんどの方が

チョコレートや玉ねぎは危険と認識し、手の届か

ないようにしていることだ。

そのせいもあってか、数人の獣医さんに話を

聞いたことがあるが、そのような症状の犬が

来ることは、そんなに多くはないらしい。

少し食べてしまったなどの話を聞くことはあるが、

病院に行くほどの症状になった話はあまり聞かない。

要するに、少し食べてしまったからと言って、

大袈裟に考える必要はないということだ。

しかし、先ほども書いたように、それぞれに致死量

というものはある。

その致死量は、犬の大きさ、体重によって異なる。

その食べ物に含まれる、中毒症状を引き起こす

成分濃度によっても異なる。

次回、この話に関連する実際にあった話を

書いてみようと思います。



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