カテゴリー: トレーナー便り

犬のしつけについて、犬の仕事で働くことについて、ドッグトレーナーとして発信

クレートなどの落ち着く場所は犬にもあった方が

良いというお話でした。

それ以外の面でもクレートで落ち着いていられる

利便性っていろいろあるんですよ。

例えば、安全性。

これは様々なシチュエーションでも言えます。

例えば、留守番時。

自由にしていたら、家具や電気コードを

噛まれた経験ありませんか？

特に好奇心旺盛な子犬だと、被害にあわれた

方も多いのでは…？

最低限、犬の命に問題なければ良いかも

しれませんが、あなたの大切にしていた

アンティークの家具が傷だらけになるかも！？

大切な書類がびりびりになっているかも！？

実はこれ…

恥ずかしながら、僕も被害者です(笑)

(笑)とか書いちゃいましたが、やはり何かを誤飲して

しまうことで、犬の命が危険に侵されることだって

ありますからね。

まだまだ好奇心旺盛な子犬のうちから、

クレートに落ち着けるようにしておいた

方が良いでしょう。

だから子犬のうちから必要なしつけに入れたんですよ

（‐＾▽＾‐）

安全性という面で他のシチュエーションでは車の

移動時なども挙げられますね！

助手席に乗せた犬に気がいってしまい

事故を起こした話を聞いたことがあります。

他にも、犬がパワーウィンドウのスイッチに

乗ってしまい、窓が開いて飛び出てしまったとか…。

そんな危険性を少しでも減らせるのなら、

クレートって必要だと思いません！？

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前回、子犬のしつけの中でやった方が良い

項目にクレートトレーニングと書いたのですが、

それは何故というご質問をいただいたので、

ほんのり書いてみますね！

さてさて、お家の中で貴方には自分が落ち着く

空間や居場所はありますか！？

自分の部屋を持っている子供たちなら

自分の部屋と答えるかもしれませんね。

自分の部屋を持っていない子供であれば、

寝室や遊び部屋と答えるかもしれません。

パパさんだったら、仕事部屋と答えるかも

しれません。

ママさんだったら、台所や化粧部屋と答えるかも

しれません。

つまるところ、私達人間は家の中でも落ち着く

場所を自然と作っているわけです。

そして、それは広大な空間が必要なわけではなく、

囲われた空間ですよね！

外から人に丸見えだったり、こちらからも丸見えな

空間でのんびり落ち着ける人はそうそういない

はずです。

そんな落ち着ける空間が犬には必要ないと

思いますか？

犬にだって必要です。

家の中で囲われた部屋を犬が自分で用意

出来ますか？

難しいでしょう。飼い主さんが用意してあげないと！

クレートに入れて可哀想だと思いますか？

落ち着ける空間がないほうが可哀想ですよ。

だから、犬は落ち着いていたい時は狭いところや

誰もいないところを好むのです。

玄関で一人で寝てたり、机の下で休んでたりと。

それでも、人の視線が気になることもありますよね。

それならば、クレートを用意してあげた方が

犬だって落ち着いて過ごせるのです。

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改めて考えてみると子犬のしつけって

本当にやることがたくさんあります。

社会化トレーニング。

トイレトレーニング。

クレートトレーニング。

留守番トレーニング。

一緒におもちゃで遊ぶこと。

噛んではいけないものを教えること。

所有欲を持たせないようにすること。

頼られる存在になること。

どこを触っても平気にしておくこと。

家族内での統一を作ること。

今、パッと思いついたものを幾つか書いて

みましたが、それだけでもこれだけの数が

出てきました。

これのどれから手をつけていけばいいのか？

という質問がきたらどう答えようか…。

少し社会化トレーニングを押しつつも、

全てと答えたいかな。

もちろん多少なりとも後回しに出来るものも

あるけれども。

それでも、子犬のうちから始めたい内容だな。

しかしながら正直これだけの内容を家庭で

行うには正直難しい。

だからといって、やらないでいいわけはないので、

もっともっと犬のために時間を割いてあげれる

社会になれば良いとつくづく思う。

私は仕事柄、四六時中愛犬と生活を

共にすることが出来る。

仕事の時間が長い日本。

愛犬との同伴出勤が出来る企業が増えたら

素敵だなと思う。

でも、それはなかなか難しいだろう。

あの、満員電車の中、犬を連れて歩くのは

想像しただけで恐ろしい…。

だから、もっともっと犬の学校や保育園などの

大切さが広まればいいな。

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