避妊手術を終えて

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早期不妊手術終了!
もう、だいぶ経ったけど…

実証!

というのも、うちの犬が早期不妊手術を行うのは初めてのことだったので、早期不妊手術で挙げられているメリットが正しいものか確かめてみたいという思いもあり。

さてもう一度、早期不妊手術のメリットを書いてみると、手術時間が短く、手術もしやすく、出血量も少なく済むということが挙げられている。
自分が手術をしたわけではないので、手術時間が短いだとか、手術がしやすいだとか本当のところは分からないが、そこの先生は『超、かんたん!』と言っていた。

とりあえず、その言葉を鵜呑みにしておこう。
わざわざ、難しい手術を選ぶはずもないのだから。

ただ、出血量に関しては実証できたと思う。
不妊手術の多くは子宮と卵巣を摘出するのが一般的である。
病院によっては、その摘出物をいただくことが出来る。
まあ、欲しがる飼い主はあまりいないと思うけど…

僕は今回、摘出物を食塩水パックにしていただいた。
その際に食塩水パックにしたばかりの成犬の摘出物も見たのだが、食塩水が真っ赤に濁りドロッとした印象だった。
しかし、僕がいただいた方は、食塩水がほんのりピンクに色付いた程度で濁った様子もなく、食塩水はサラサラのままだった。
このことからも、出血量の違いが伺える。
実証出来たと言えるのではないだろうか。

また、早期不妊手術のメリットとして、他には肉体的回復が早いこと、精神面の回復が早いことなどが挙げられている。

今回、早期不妊手術を受けたのは、うちの3頭目になる西(せい)ちゃんだ。
1頭目、2頭目の南(みなみ)も北(ほく)も不妊手術を行っているが、僕の行動が遅く、手術したのはどちらも1歳を大幅に過ぎてのことだった。
その時の南と北の手術後の様子を考えると、とても疲れた様子をしていた気はする。
少しグッタリした感じで、家に帰ると横たわっていたような…。

でも今回、西を家に連れて帰った直後からいつもと変わらぬ様子で走り回って遊んでいたのが印象的である。
手術の疲れなど全く感じさせないかのように。
そのような状態からか、手術の傷跡を気にする様子もなく舐めたりすることはほとんどない。
手術後エリザベスカラーを数日間着用するように言われることが多いと思うが、西にエリザベスカラーを着用したのは全体を通して1時間程度だった。

もちろん、成犬で手術した子でも傷口を気にしてなかったという子もいるだろう。
だが先ほども書いたように、手術直後でも疲れなどを感じさせないように走り回る姿を見ていると、肉体的にも、精神的にも回復するのは早いのだろうと実感出来た出来事だった。

よって今後、自分にまた家族犬が増えたり、飼い主さんから不妊手術の相談を受ける時には早期の手術をお勧めすることだろう。
以上が、早期不妊手術を終えての感想である。


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動物病院の選び方 part 2

明けましておめでとうございます。
今年一発目は前回の続きをば。

避妊手術をするにあたって動物病院を選んでいたわけだが、前回書いたような家から近い事や料金面のことなどは避妊手術の時だけではなく、動物病院を選ぶ時の大切な条件となる。

しかし、他に挙げた条件は避妊手術が大きく関係してくる。
それが三つ目の早期不妊手術(うちの子は手術の時、3か月半ぐらい)を行っているか。
四つ目の当日退院可能かといった条件だ。

この早期不妊手術の早期とは、生後6週齢から16週齢ぐらいの間の手術を指す。
1ヶ月半~4ヶ月ぐらいの間だ。
まだまだ日本では一般的に行われていないだろう。
それを裏付けるものとして数十軒の動物病院に電話したうち、早期不妊手術をおこなっているところは一つしかなかった。

ちなみにそこ以外の病院の返答は全て同じで『生後半年ほど経過してから』というものである。
何故、今回僕が早期不妊手術が出来るところを条件として入れているかというと、『不妊手術をいつ行うか』という議題については新しい情報であること。
また、そのメリットとして手術時間も短く手術もしやすく(早期不妊手術の経験者であれば)、出血量も少なく済むということが挙げられている。
また、肉体的回復も早く、手術直後でも何事もなかったかのような精神面の回復の速さなども挙げられている。

僕自身この早期不妊手術をうちの犬で行うのは初めてのことだったので、このように挙げられているメリットが正しいものなのかを知りたいということもあった。
また、先ほども書いたように新しい情報を常に取り入れようとしている先生のところでお願いしたいと思ったことも、この条件を入れた一つの理由である。

僕がこの早期不妊手術を知ったのは、アメリカの現場で働く日本人獣医師のレポートを読んだことがきっかけである。
その方のレポートの一節にこのような内容が書かれている。

むかしむかし、不妊手術は初回の発情が来てから、すなわち生後10ヶ月ぐらいに行われていたそうな。
1980年代になると、初回の発情前に手術をすることで、将来敵に乳腺腫瘍が発生する確率を減らすことができると医学的に証明され、麻酔技術が発達したこともあり、生後6ヶ月ぐらいに手術を行うのが良いとされるようになった。
そして、1990年代を過ぎると先ほど挙げたようなメリット等から早期不妊手術が広まっていったという。
もちろん早期不妊手術を行う上での安全性も臨床統計データによって証明されている。

それでもまだ、『生後半年ほど経過してから』と唱え続けるのは少しばかり情報が遅れているのではないだろうか。
このようなことは獣医学だけではなく、僕たち(トレーナー)行動学の分野でも同じようなことが言える。
昔使われていた方法を使い続けたり、昔言われていた理論などをいつまでも唱え続けていたのでは時代遅れである。
そのような理由からも常に新しい情報を取り入れている病院を選びたい。
もちろん、その新しい情報を正しく使えるよう、トレーニングを受けていたり、経験を持っていることが大切だが。

さて、この早期不妊手術を行っているかという条件で、動物病院は決まった。
後は、当日退院が出来るか。
何故、当日退院をさせたいかというと、単純な理由でしかない。
麻酔をして、手術をした上にエリザベスカラーを着用させてケージに入れっぱなしにして欲しくないからである。
どれだけのストレスが犬にかかるか想像も出来ない。
犬だって飼い主と一緒にいたほうが安心なのだから。

しかし、多くの病院では避妊手術後、一泊入院をさせる。
それは手術後一日が経過するぐらいの間は安全を確認したいということだろう。
今回電話した病院も一泊入院させるところがほとんどだったが、手術後の様子によっては当日退院でも構わない、又は相談に乗るという病院は幾つかあった。
確かに容態が急変してしまうケースがない…ということはないのだろうが、健康体の犬が、無事に手術を終え、麻酔からもしっかり目が覚めていれば、問題になることは極めて少ないだろう。
そうであれば、それこそ術後には、少しでも安心できるような環境で過ごさせてあげたい。

それが、当日退院を条件に入れた理由である。
先ほど、早期不妊手術を行っている病院は一つだけあったわけだが、そこはもちろん当日退院も可能であった。
それもそのはず。
メリットとして挙げた中に、手術もしやすく、出血量も少なく、肉体的、精神的にも回復が早いとある。
そうであれば、一泊入院させる必要はそこまでないだろう。

こうして、無事病院が決まり、手術が終了した。

 

 

動物病院の選び方 part 1

今年も残すところあと少し。
西(せい)ちゃんも4ヵ月齢を過ぎました。
おかげさまで、すくすく育ち足と共にマズルも長くなってきました…。
正直、マズルは短いままで良いのだが(笑)

この時期になると新年を迎える前に、犬をキレイにしたくなる人は多いだろう。
僕もそれに便乗し、シャンプーをしてみた。
当初の予定通り避妊手術も終了し、新年を迎える準備は出来た。

さて、今回はこの避妊手術をするにあたり、どうやって動物病院を選んだのかという話でもして年を越えたいと思う。
ちなみに個人的な意見も入っているので、あしからず。

僕は今、『ここ!』と決めた動物病院があるわけではないので、まずはインターネットで近所の動物病院を調べるところから始まった。

ちなみに避妊手術をしてもらう病院を決めるための、条件はこんな感じ。
一つ目は家から5km圏内。
二つ目は料金。
三つ目は早期不妊手術(うちの子は手術の時、3か月半ぐらい)を行っているか。
四つ目は当日退院可能か。

一つ目の条件として『家から5km圏内』と挙げているが、言わずとも分かるだろう。
信頼出来る動物病院が近くにあるにこしたことはない。
愛犬に何かあってもすぐに連れて行けることが大切だ。

しかし、5km圏内といっても数十軒もの動物病院がある。
次はその数十軒もの病院に片っ端から電話をかけ、他の条件と照らし合わせる。
まずは料金を聞くところから入っていったのだが、この『料金』という条件。
とても大切。

同じ手術であっても動物病院によって料金は全く異なる。
もちろん、同じ手術の中でも使う物が異なれば料金が違うのは当たり前なのだが、診察してもらったり、薬を出してもらっただけでも『えっ?こんなに?』と思ったことは何度もある。

事実、今回話をしている避妊手術。
病院によって十数万円のひらきがある。
一般的な避妊手術は開腹して行うのだが、一部内視鏡(腹腔鏡)で行う病院もある。
内視鏡を使うということは開腹する必要がないわけだから、開腹手術ほどの跡は残らない。
(内視鏡を通すため、少しは切りますけどね。)
ただし、料金もその分高くなる。

そういった手術方法などの違いもあるのだが、同じ手術方法であっても病院によって数万円違ってくることがある。
今回、開腹手術ということを前提に数十軒もの動物病院に電話をかけたわけだが、5km圏内の中でも一番安いところと一番高いところで2万円近い差がうまれた。
さすがに2万円の差は大きい…

なので、事前に料金を知ることはとても大切なことだと思う。
もちろん安ければ良いわけではない。
だからといって料金が高ければ、良いわけでもない。

こういう仕事柄、獣医さんと話をする機会もあるのだが、避妊手術や去勢手術などはそこまで難しい手術ではないと聞く。
そこそこ手術経験があり、同じ避妊手術(開腹)をするのであれば料金の高いところと安いところでそこまで手術レベルは変わらないだろう。
なので、料金が高ければ良いわけではない。

さて、料金をあらかた把握したところで、次の条件と照らし合わせていく。
『早期不妊手術(4ヶ月未満)』が可能かどうか。

といった話を続けようと思ったのだけれど、かなり長くなってしまったので今回はこの辺で。
また、新年に続きを書いてみたいと思います。
では皆様、良いお年をお迎えくださいませ。