逃亡劇

まさか、ここ2ヶ月ほどの間に迷子犬に2回も出くわすことになるとは…。

 


まあ、なんとか捕まえることが出来たし、どちらも飼い主さんの元へ帰ることが

出来たから良かったものの。

気をつけないかん。

 

 

聞くところによると、どちらも外飼いだったそうな。

部屋の中にも自由に行けるような環境なら良いのだが、外のみでの飼い方は

本当に気をつけなぁいかん。

 

 

ちなみに一回目の逃亡した子は雷が原因だったみたい。

その日は雷雨で、店からふと外を見ると、びしょびしょに濡れた犬が道路の

向こう側をウロウロしていた。

周りも見回しても、飼い主さんらしき人もいなければ、リードも着いていない。

 

 

うわー、逃亡したな…。

とにかく保護しないと命が危ないから、犬の元へ行くも、全く気を許す気配は

なく犬との距離も縮まらず…

 

 

雷もおさまっていたので、とりあえずは冷静な様子ではあるから、無理に

捕まえようとしたり、追いかけてパニックにさせるほうが危険と判断。

 

 

こーいう時は、ほんとに社会化の大切さが身に染みる。

多少なりとも冷静であり、良く人に社会化されている犬であれば、捕まえられない

といった可能性はグッと低くなる。

 

 

その子は、スタッフと協力して何時間後かに捕まえることは出来たんだけど、

やはり明らかに社会化不足だと分かる。

首輪に鑑札がついていないか見ようと近付こうとするとかなり怯えている。

もちろん触ろうとすれば尚更ね。

 

 

二回目に出くわした子は…。

『あ~、これは捕まえようとしたら噛まれそうだなぁ。』と思いつつも、捕まえなければ

ならない状況に。

 

 

路地裏に潜んでいるところを近所の人と挟み撃ちみたいな状況だったから、

ここで逃げられたら捕まえられそうになかったし。

そして、何とか確保!

 

 

…。

でも、やっぱ噛まれた…。

 

 

そして、また社会化の大切さが身に染みる。

 

 

社会化されて人にフレンドリーである上に、トレーニングが入っていると

尚、良いと思ったりもする。

フレンドリーであっても、なかなか捕まえられない子もいるしね。

 

 

そんな時に『おいで』っていうコマンドで来てくれたり、『まて』っていうコマンドで

待ってくれたりすると、捕まえたり、リードを着けるのがとても楽になる。

 

 

そのようなトレーニングが入っていたとしても、人に対して社会化されて

いなければ、知らない人のコマンドに従うはずもないから、社会化を行う

ことが、まずは一番だけどね!

 

 

そんなことを深々思った逃亡劇。

無事、幕が閉じれたので書いてみました。

 

 

社会化、トレーニングをしっかりと!

 

 

にんまり笑顔

11月16日土曜日は、minakuru恒例

 

(恒例つっても、まだ2回目だけどね)

 

生徒さん達とバーベキューでした!

 

(食べるのは飼い主だけどね)

 

 

タイトル通り、まずは犬達のにんまり笑顔写真(*^。^*)

やっぱり犬達が笑顔になってるのはいいね。

こっちも楽しくなっちゃうわ♪

『minakuru』ミナクルブログ

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次はなんだか個人的に良いなぁって思った写真。

ジコマンの世界ですが 笑

 

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こんな感じで、今回の生徒さんバーベキューも無事終了です!

みなさん、とっても楽しい時間をありがとうございます(^^♪

おかげで、私もお酒が進みました 笑

 

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おやつを抜くなら

おやつについて、あれこれ言ってみたので引き続き、こんな内容で書いて

みよっかなぁって思ったり。

『おやつを抜くなら』

 

 

もう一回言っとくと、これ、トレーナーは出来ないとですよ。

飼い主さんはそこまでこだわらなくても良いとは思うけど、それでもおやつを

抜きたいと言うのであれば的な感じと、前回の記事で専門用語を使ったから

その説明も的な感じで。

 

 

ちなみにおやつを抜いていくためのポイントは二つかなぁ。

 

 

一つ目は、前回の記事の中でも使った言葉なんだけど、『連続強化』、『部分

強化』、『分化強化』っていう強化の原理。

これを、しっかりと理解して実践していくことが必要。

 

 

二つ目は、視覚による刺激を使い続けないということ。

何となく難しく書いてみたけど、要はおやつを持っている、持っていないを

区別されないようにするってことね。

 

 

例えば、おすわりやふせを教える時って、おやつをルアー(誘導)として使って、

上に上げたり、下に下げたりしておすわりやふせの形を取らせるんだけど、

ずっとルアーとしておやつを使い続けていると、その区別をされてしまう。

最初は、その行動を取らせるためのきっかけでしか無かったものが、おやつが

手にある時にすればいいというルールに変わってしまうのさ。

 

 

つまり、ルアーとしておすわりやふせをさせるきっかけが数回作れたのであれば、

おやつを持たずにやっていくことが大切。

ルアーとして使っていたおやつを、おすわりやふせをした時にあげる報酬へと

切り替えていくってこと。

 

 

う~ん…。読み直してみたけど、伝わるかなぁ…。

言葉で伝えるって難しいですなぁ…。

 

 

ではもう一つの、強化の原理って何?ってところ。

その中でも、特に重要になってくるのは『連続強化』と『部分強化』かな。

『連続強化』ってのは、行動をする度に報酬を与えることなんだけど、これは

行動を教え始める段階で行う方法。

 

 

おすわりを教えていくのであれば、おすわりさせる度に報酬をあげるってこと。

これを何度も教えていくと、おすわりすると良い事があるってことを犬は学習

して得意気におすわりしてくれるってわけ。

 

 

そうなったら今度は『部分強化』へと移行していく。

部分強化ってのは、連続強化のように毎回報酬を与えるってのではなく、

たまに(ランダムに)与えるってこと。

 

 

ギャンブルの法則って言われたりするんだけど、これがおやつを抜いていく

ための大きな鍵になるのよ。

ギャンブルの法則、これはその名の通り、パチンコとかスロットとかやる人は

特に分かりやすいと思うんだけど、毎回勝てる人っていないと思う。

とゆーよりも、トータルしたら負けてる人の方がほとんどのはずなんですよ。

じゃないと、パチンコ屋さんも経営が成り立たないからねぇ。

 

 

それなのに(負けてるって分かってるのに)何故、通い続けるのか。

それは、たまに勝つ経験をするからなのさ。

まれに大勝ちもあったりね。

ほとんど負けてるはずなのに、たまに起こる勝ちによってその時の喜びや興奮が忘れられないものになっていく。

それが、今日こそは勝ってやる…。次こそは勝ってやる…。そういった思いと

共にパチンコ屋へ通うという行動が強化されていくんさよ。

 

 

これを犬の行動へ置き換えていくのさ。

おすわりした時にランダムに報酬を与えていくことで、今回もらえるのかな!

次はもらえるのかな!いつだ、いつだ!って考えるようになるわけ。

そういった思いと共に、おやつを抜いていきながら、おすわりという行動を

強化していくことが出来る。

 

 

この辺がおやつを抜いていく2つのポイントでっせ!!