意外と大切な抱っこの仕方

抱っこしようとすると逃げていく…こんな経験ありません!?

 

私は犬の学校を経営している関係から、そのような

ワンコと出会う機会が結構あります。

 

もちろん人が苦手な犬であれば、人に近付かれると距離を

あけようとするから、自然と逃げるような状況になります。

 

人が苦手とまではいかなくても、自分たち(犬)よりも、何倍も

大きい私達(人間)が急に近付いてくるわけですから、多少の

圧迫感はあるでしょうね。

 

しかしながら、人が苦手であろーと、人が好きであろーと、

同様に抱っこしようとすると逃げていく犬はいます。

 

そのような犬の背景を探っていくと、ある一つの仮説が立ちます。

 

もちろんすべてではありません。

 

一つの要因として、考えてもらえると良いかな。

 

それは抱っこの仕方。

 

ちなみに、そのような犬の多くは小型犬でした。

 

それは大型犬と小型犬では抱っこの仕方が違うことからも、

この仮説が成り立ったわけです。

 

ちなみに、そのような犬の飼い主さんの抱っこの仕方は、腕や

腕の根元を持って抱き上げようとすることが多かったのです。

 

大型犬相手には、そんな抱き方をしようとしても持ち上げるのが

難しいですからね。

 

しかしながら、小型犬であれば。この抱き方でも簡単に持ち上げる

ことが出来てしまうわけです。

 

なので、平気でこのように持ち上げてしまう…

 

これが抱っこしようとすると逃げていく要因の一つになることが

結構多いように思えます。

 

犬の腕や腕の根元を掴んで持ち上げると、犬は『キャン』と

鳴いたり、嫌がる様子を出すことが多々あります。

 

要するに、嫌なことをされているわけです。

 

その嫌な事が、抱っこされることと結びつくわけですから、抱っこ

しようとしてくると、その相手から逃げたくもなるわけです。

 

これが意外と多いと思った、背景の一つ。

 

 

引っ張りを止めさせるトレーニング日誌 5

散歩中の引っ張りを止めさせるトレーニングとして、次に

選んだ方法…リーダーウォーク。

 

前回、一世代前の教科書的な方法と書いたわけだが、

それは何故か。

 

リーダーウォークのやり方は、犬が飼い主さんよりも先に

歩き出した時や、勝手な方向へ歩き出した時に、180度反転し、

犬が行きたい方向へ行かせないというもの。

 

そして、その反転を行う際に、同時にリードショックを入れる

方法が使われることがある。

 

最近では、リードショックなどは厳しい方法として考えられる。

 

最近では、犬に出来る限り優しい方法を使うことが主流と

なっているわけだから、一世代前という風に書いてみた。

 

さて、このリーダーウォークだが、私も出来る限り厳しい方法は

使いたくはないので、リードによるショックが入らないように

リーダーウォークを行ってみた。

 

やり方を説明すると、リードの先端をしっかりと人間のおへそ

辺りで固定をする。

 

そのまま犬が勝手に進もうとしたら、180度反転するのは

同じである。

 

ただ、その際にリードを引いたりするのではなく、リードは常に

おへそ辺りで固定しておく。

 

ただただ、反転を繰り返すだけである。

 

進もうとする勢いの強い犬には反転する際に、多少の刺激が

首にかかることはある。

 

だが、通常言われているショックやジャークというほどの強い

刺激がかかることはない。

 

が…、さすがに不快感はあるだろう。

 

今トレーニングを行っている犬は、かなり引っ張る勢いの強い犬。

 

だからこそ、勢いよく進もうとしようものならば、その不快感が

伴うことをすぐに学習したようだ。

 

1,2分行っただけだが、かなりの効果が出たと思う。

 

だけれど、まだ試したい方法もあるので、一度この方法は中断する。

 

犬によっては、この方法も効果的だろう。

 

逆に全く効果の出ない子もいる。

 

常にリードが張っている、綱引き状態の子相手にこの方法を行っても

ほとんど効果は出ないと思う。

 

さて、次に試してみたい方法…

 

また次回に。

 

 

引っ張りを止めさせるトレーニング日誌 4

前回、引っ張りを止めさせるトレーニングとして、教科書的な

方法の一つを行ってみたわけだが、あえなく断念。

 

しかし、もう一つのベースとなるトレーニングとして、横に付いて

歩いている時にご褒美を与え、横に付いて歩くことを強化していく

トレーニングは続けている。

 

これは、外に出なくても、室内で出来るトレーニングであることが

大きい。

 

もちろん、室内でもリードを着けて、犬が引っ張ったら止まって、

リードが緩んだら歩き出すということが出来ないわけではないが、

いささか現実味に欠けるだろう。

 

そのトレーニングを行うスペースを取るのは難しい。

 

さて、横に付いて歩くことを強化していくトレーニングを続けて

いたから、とても上手に横に付いて歩くようになってきた。

 

しかし、これはもちろん室内での話だ。

 

このまま外に出たとしても、ご褒美に見向きもせずに引っ張る

ことだろう。

 

これは以前も書いたように、室内と外とで状況が異なることが

大きい要因の一つ。

 

それと、室内に比べ、外には魅力的なものがたくさんあることも

大きい要因となる。

 

匂いや、歩いてくる人、犬、外にはたくさんの刺激が存在する。

 

それらの刺激よりも、横に付いて歩いている時にもらえる

ご褒美の方が強い刺激となれば見向きもしないという状況には

ならないのだが、多くの場合外の刺激の方が勝ってしまう。

 

そうなってしまうと、横に付いている時にいくらご褒美を与えるという

トレーニングを行ったところで難しい。

 

今回のケースもまさにそれだ。

 

そこで今回、試してみた方法がこれ。

 

リーダーウォーク。

 

これも教科書的な方法の一つ。

 

でも、一世代前の教科書って感じの方法。

 

何故、一世代前なのかは次回にでも説明するとして。

 

どのような方法か説明すると、犬と一緒に歩いているとして、

犬が勝手に行きたい方向へ行こうとしたとき、飼い主さんは

180度反転し、犬と逆方向へ歩き出すという方法。

 

ひたすら、これを繰り返す。

 

これも理論的には合っている。

 

要するに犬がリードを引っ張ろうとするなど、勝手に歩き出した

時には飼い主さんは反転し逆方向へ歩き出すわけだから、犬は

行きたい方向へ行くことが出来ない。

 

リードを引っ張る、または引っ張ろうとすると、行きたい方向へ

行けない。

 

リードを引っ張らずに歩いたら、そのまま進行方向ではあるが、

行きたい方向へ行けるという図式が成り立つ。

 

果たしてこの結果は!?