引っ張りを止めさせるトレーニング日誌 5

散歩中の引っ張りを止めさせるトレーニングとして、次に

選んだ方法…リーダーウォーク。

 

前回、一世代前の教科書的な方法と書いたわけだが、

それは何故か。

 

リーダーウォークのやり方は、犬が飼い主さんよりも先に

歩き出した時や、勝手な方向へ歩き出した時に、180度反転し、

犬が行きたい方向へ行かせないというもの。

 

そして、その反転を行う際に、同時にリードショックを入れる

方法が使われることがある。

 

最近では、リードショックなどは厳しい方法として考えられる。

 

最近では、犬に出来る限り優しい方法を使うことが主流と

なっているわけだから、一世代前という風に書いてみた。

 

さて、このリーダーウォークだが、私も出来る限り厳しい方法は

使いたくはないので、リードによるショックが入らないように

リーダーウォークを行ってみた。

 

やり方を説明すると、リードの先端をしっかりと人間のおへそ

辺りで固定をする。

 

そのまま犬が勝手に進もうとしたら、180度反転するのは

同じである。

 

ただ、その際にリードを引いたりするのではなく、リードは常に

おへそ辺りで固定しておく。

 

ただただ、反転を繰り返すだけである。

 

進もうとする勢いの強い犬には反転する際に、多少の刺激が

首にかかることはある。

 

だが、通常言われているショックやジャークというほどの強い

刺激がかかることはない。

 

が…、さすがに不快感はあるだろう。

 

今トレーニングを行っている犬は、かなり引っ張る勢いの強い犬。

 

だからこそ、勢いよく進もうとしようものならば、その不快感が

伴うことをすぐに学習したようだ。

 

1,2分行っただけだが、かなりの効果が出たと思う。

 

だけれど、まだ試したい方法もあるので、一度この方法は中断する。

 

犬によっては、この方法も効果的だろう。

 

逆に全く効果の出ない子もいる。

 

常にリードが張っている、綱引き状態の子相手にこの方法を行っても

ほとんど効果は出ないと思う。

 

さて、次に試してみたい方法…

 

また次回に。