意外と大切な抱っこの仕方

抱っこしようとすると逃げていく…こんな経験ありません!?

 

私は犬の学校を経営している関係から、そのような

ワンコと出会う機会が結構あります。

 

もちろん人が苦手な犬であれば、人に近付かれると距離を

あけようとするから、自然と逃げるような状況になります。

 

人が苦手とまではいかなくても、自分たち(犬)よりも、何倍も

大きい私達(人間)が急に近付いてくるわけですから、多少の

圧迫感はあるでしょうね。

 

しかしながら、人が苦手であろーと、人が好きであろーと、

同様に抱っこしようとすると逃げていく犬はいます。

 

そのような犬の背景を探っていくと、ある一つの仮説が立ちます。

 

もちろんすべてではありません。

 

一つの要因として、考えてもらえると良いかな。

 

それは抱っこの仕方。

 

ちなみに、そのような犬の多くは小型犬でした。

 

それは大型犬と小型犬では抱っこの仕方が違うことからも、

この仮説が成り立ったわけです。

 

ちなみに、そのような犬の飼い主さんの抱っこの仕方は、腕や

腕の根元を持って抱き上げようとすることが多かったのです。

 

大型犬相手には、そんな抱き方をしようとしても持ち上げるのが

難しいですからね。

 

しかしながら、小型犬であれば。この抱き方でも簡単に持ち上げる

ことが出来てしまうわけです。

 

なので、平気でこのように持ち上げてしまう…

 

これが抱っこしようとすると逃げていく要因の一つになることが

結構多いように思えます。

 

犬の腕や腕の根元を掴んで持ち上げると、犬は『キャン』と

鳴いたり、嫌がる様子を出すことが多々あります。

 

要するに、嫌なことをされているわけです。

 

その嫌な事が、抱っこされることと結びつくわけですから、抱っこ

しようとしてくると、その相手から逃げたくもなるわけです。

 

これが意外と多いと思った、背景の一つ。