自分史 4

そのまま、1か月経っても、2か月経ってもトイレが出来ないまま月日だけが過ぎていきました。



私がこの時に教えていた方法はおしっこを失敗したところにみなみの鼻を近づけ『ここじゃないでしょ!』というような方法でした。



友人に聞いたり、本を読んだりするとそのような方法が書かれていた気がします。



そのままトイレは出来ないまま…いいえ、教えてあげないまま育っていきました。



更に私は朝から大学へいくので長時間の留守番をさせ、他の人に会わせる事も他の犬に会わせる事もしてあげられませんでした。



それどころか、トイレが出来ないままですので帰ってきたらサークルの中で留守番させているとはいえ悲惨な状況になっています。



それを見て逆上してひどい事をしてしまう。



毎日がその繰り返しになっていたように思えます。



自分勝手に犬を飼い、教えてあげる事もしないまま勝手に逆上してひどい事をする。



今ではそれを後悔しない日はありません。



そんな事を繰り返していたものだから、結局家の中でトイレを教える事が出来ず、(みなみも私を恐れて家の中でする事がなくなりました。)



外へ行かないと排泄する事が出来なくなってしまいました。



そんな飼い方をしていたけれどやはり我が子はかわいいもので、無責任に感じる方も多いと思いますがいつしか犬の仕事をしたいとまで考えるようになっていました。



大学を卒業し北海道を出て、ペットショップで働き始めました。



接客や販売、生体の世話がメインになります。



接客や販売、生体の世話などは大変でしたが、回りに犬達がいるというものは不思議なもので働く事が楽しいと思えました。



そして働いているうちにもっといろいろ専門的な知識や技術を身につけたいと思い始めました。



その当時の私の頭にパッと出てきた犬の専門的な分野はトリマーとトレーナーの2つ。



しばらくどちらを目指すか迷っていましたが、いっその事2つ出来るようになればいいという結論の元、仕事を辞め2つが学べる専門学校へ行く事に決めました。





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自分史 3

~出逢い~


その後、しばらく動物との生活をする事はありませんでした。


私は高校を卒業し、北海道の大学へ行く事になりました。



北海道では念願の一人暮らし。



この時に私が飼う生涯初めての犬に出会います。



出会い方は何て事のない、私の一目惚れです。



ある大きなイベント会場にていろいろなペットのイベントを催すスペースの中にペットショップが集まって子犬を販売しているブースがありました。



この頃は犬に関して全くの無知で犬種なども全く分かりませんでした。



その中でもひときわかわいいと思った子を僕は手に取ると、いつの間にか家に連れて帰る手はずを整えていました。



一人暮らしだったので、親の許可も必要なく飼えたのが大きかったと思います。



その子が今の愛犬であるミニチュア・シュナウザーのみなみです。


さて、ここからが失敗の連続です。



連れて帰る手はずを整えただけで、サークルなど何の用意もすることなく家に連れて帰りました。



自由にしてあげると当然の事ながら粗相をしてしまいます。



でも全てが初めての事だったので、その粗相をしてしまうところや少しのおしっこの量など全てがかわいく見えました。



それが悲劇に繋がりました…


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自分史 2

何故今、猫の話をしているかというと、この猫との忘れる事の出来ない体験を知って頂きたいと思ったからです。


それは僕が小学校を卒業する頃の話なのですが、親の転勤が決まっていて小学校を卒業したら家族全員で引っ越す事になっていました。



今までは一軒家に住んでいたのですが、引っ越す先は父親の会社のマンションという事でペットは飼えないとの事でした。



今の私ならペットが飼えるマンションを探し、必ず連れて行きます。



でも当時は今ほどペット可のマンションがあるわけではありませんし、私もまだ幼かったので自分の力で何とかするのは不可能でした。



何度も泣いて親を困らせましたが、説得され飼っていた猫を知人に引き取ってもらう事になりました。



引っ越し前日、母親と一緒に猫をその知人宅に預けに行ったのを覚えています。



預けた帰り道、母親と一緒にずっと泣きながら帰った事も覚えています。



母親も悲しかったんだと思います。



家に帰ってからも私はしばらく泣いていました。



もう夜中になり家族全員眠りに就きました。



眠りに就いてからどれくらい経った時でしょうか…



玄関の前から『ニャー、ニャー』と声が聞こえてきます。



家族全員が起き、皆で玄関を開けるとそこに愛猫がいたんです。



疲れた様子をし、だけど一生懸命に戻ってきたのが子供ながらに分りました。



預けに行った知人宅は家から車で10kmぐらいはあったと母親は言っていました。



田舎に住んでいたので、自由に外へ行き来出来るようにして飼っていましたが、そんな遠くまでは行った事はないと思います。



そんな距離を…通った事のない道を…どうやって…



今はいろいろ考えると不思議ですが、その時はそんな事を考えることなく、ただただ嬉しくて、その時の様子を今でも鮮明に思い出せるほどです。



この体験は子供ながらに衝撃でした。



私をより一層、動物への世界に近付けたきっかけになったと思います。




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