呼び戻しを極めよう! 4

前回のセッションでは、一回の『おいで』の指示で

来ない時には、まずは戻って来やすい状況を作って

あげてスムーズに戻って来れるようにしておくこと。



それがスムーズに行えるようになった上でも、戻って

来ない時の対処法として、犬にとって『嫌なこと』を

行うというものでした。



今回はこの『嫌なこと』の部分について

触れていきます。



『嫌なこと』と聞くと、乱暴なイメージを想像してしまい

がちですが、そんなことをする必要はありません。



では、どのようなことを行うか。



・一回の指示で来なかった時に、犬の元へ近付き

 おやつの匂いを嗅がせてあげない。



・そっと、犬の元へ忍び寄って、驚かせる。



・犬が夢中になっているものと、犬との間に入って

 徹底的に邪魔をする。



この程度のものです。



もちろん、上に挙げたものに対して、犬が嫌だという

思いをしなければ効果はありません。



でも、嫌だという思いをしたとすれば、一回の指示で

戻らないと嫌な事が起こるという学習が成り立つ

わけです。



その結果、一回の指示で戻らない=無視をすると

いう行動を減らすことが出来ます。



なので、今回のセッションでは一回の指示で戻って

来たなら良いことが起こる。



一回の指示で戻らなければ嫌なことが起こる。



この二つの組み合わせになってきます。



しかし、この『嫌な事』を行う上で注意すべきことが

あります。



それはタイミングが難しいということ。



次回はこのタイミングについて触れていきます。



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呼び戻しを極めよう! 3

前回のセッションでは、しゃがんだり、手を

叩いたりと犬が戻って来やすい状況を作らず

とも、一回の『おいで』の指示でスムーズに

戻って来れるようにしていきましょうと書きました。



しかし、正直難しいのが現実です。



それだけで、どんなシチュエーションでも呼び戻し

の出来る犬になれば苦労はいりません。



しかし、全く無駄なことはありません。



ほんとに基礎を作っていく上でとても大切な

セッションになります。



なので、まずはこのセッションを繰り返し行い、

飼い主さんの元へ戻って行くと良いことが

起こるイメージをしっかりと付けていきます。



その上で、次のレベルに進みます。



飼い主さんの元に戻ると良いことが起こるという

イメージが付いたとしても、それ以上に気になる

ものが世の中には存在するわけです。



なので、もちろん一回の『おいで』の指示だけでは

戻って来てくれないことなどは起こります。



ここで、次に行うこと。



これも下に選択肢を書きます。



前回までのセッションにて、ある程度言葉の指示だけで

スムーズに戻って来れるようになっていることが前提です。



①一回の『おいで』の指示で戻って来なかったので、

 犬が喜ぶことをしてあげる。



②一回の『おいで』の指示で戻って来なかったので、

 犬が嫌がることをする。










極端な書き方をしているので、分かりづらいかも

しれませんが、私は②の方法を取っていきます。



何故かというと、①では戻って来てないのに、犬が

喜ぶことをしてしまうと、戻って来ないことの反応を

強めてしまいます。



逆に②では戻って来ないことに対して嫌な事を

しているわけですから、戻って来ないことの反応を

減らしていくことが出来ます。



こうすることで、一回の指示で飼い主さんの元へ

戻って行けば良いことが起こるけど、一回の指示で

戻らなかったら嫌なことが起こるんだと犬にとって、

白黒が付き、犬も理解しやすくなります。



さて、ここで『嫌なこと』と書いてしまっているので、

語弊のないように、次回詳しく説明していきます。



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呼び戻しを極めよう! 2

前回の記事にて、『おいで』と言って戻って

来たときには、嫌なことはしないように意識

してみましょうという内容を書きました。



逆を言うと、『おいで』と言って戻って来たとき

には、犬が喜ぶことをしてあげましょうという

ことです。



では、次のレッスン。



『おいで』と言って、戻って来ない時は!?



また、選択肢を下に書いてみますので

選んでみてください!



①戻ってくるまで、何度でも名前を呼んだり

 『おいで』と指示を出し続ける



②しゃがんだり、手を叩いたりして戻って

 来やすい状況を作る。










基本的に私の教え方としては、②の戻って

来やすい状況を作ります。



呼び戻しは必ず1回、呼べば戻って来るように

しておいた方が良いからです。



何度か名前を呼んだり、『おいで』と言えば

戻ればいいと学習して欲しくないので、私は

指示を出し続ける方法は取りません。



さて、ここでもう一つ大切なこと。



トレーニングの環境整備です。



家の中だと良く出来るけど、外に出ると全然

指示を聞いてくれない…という話を耳にした

ことはありませんか!?



それもそのはず。



犬は環境とセットで学習することが一つ。



『おいで』と言われて、飼い主さんのところへ

戻るよりも、周りに興味のあるものがたくさん

あることが一つ。



このような要因が重なってくるので、家の中の

ように過ごしなれた場所のようには反応して

くれないものなのです。



なので、いきなり外などの難しい状況下へ

移動して練習するのではなく、すこしずつ

難しい状況下へ近づけていく必要があります。



まずは、ここまでのセットをしっかりと練習して

しゃがんだり、手を叩いたりして、犬が来やすい

状況を作らずとも、一回の『おいで』の指示で

スムーズに戻って来れるようにしていきます。



次回はその上のレベルを!




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