前回のセッションでは、しゃがんだり、手を
叩いたりと犬が戻って来やすい状況を作らず
とも、一回の『おいで』の指示でスムーズに
戻って来れるようにしていきましょうと書きました。
しかし、正直難しいのが現実です。
それだけで、どんなシチュエーションでも呼び戻し
の出来る犬になれば苦労はいりません。
しかし、全く無駄なことはありません。
ほんとに基礎を作っていく上でとても大切な
セッションになります。
なので、まずはこのセッションを繰り返し行い、
飼い主さんの元へ戻って行くと良いことが
起こるイメージをしっかりと付けていきます。
その上で、次のレベルに進みます。
飼い主さんの元に戻ると良いことが起こるという
イメージが付いたとしても、それ以上に気になる
ものが世の中には存在するわけです。
なので、もちろん一回の『おいで』の指示だけでは
戻って来てくれないことなどは起こります。
ここで、次に行うこと。
これも下に選択肢を書きます。
前回までのセッションにて、ある程度言葉の指示だけで
スムーズに戻って来れるようになっていることが前提です。
①一回の『おいで』の指示で戻って来なかったので、
犬が喜ぶことをしてあげる。
②一回の『おいで』の指示で戻って来なかったので、
犬が嫌がることをする。
極端な書き方をしているので、分かりづらいかも
しれませんが、私は②の方法を取っていきます。
何故かというと、①では戻って来てないのに、犬が
喜ぶことをしてしまうと、戻って来ないことの反応を
強めてしまいます。
逆に②では戻って来ないことに対して嫌な事を
しているわけですから、戻って来ないことの反応を
減らしていくことが出来ます。
こうすることで、一回の指示で飼い主さんの元へ
戻って行けば良いことが起こるけど、一回の指示で
戻らなかったら嫌なことが起こるんだと犬にとって、
白黒が付き、犬も理解しやすくなります。
さて、ここで『嫌なこと』と書いてしまっているので、
語弊のないように、次回詳しく説明していきます。
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