多頭飼いについて考える 5

例:2

 

これは皆さんも良く耳にすることはあるでしょう。

 

先住犬の真似をするというもの。

 

例えば、先住犬が毎回インターホンに物凄く吠えるとします。

 

そうすると2頭目の子もそれに同調して物凄く吠えるようになるといった

ようなものです。

 

部屋の壁紙をはがしたり、家具を噛むのを真似しているという話を

耳にすることもあります。

 

この真似をする行動…模倣行動と呼ばれたりもしますが、正直真似を

して、その行動をしているのかというのは確証はありません。

 

先住犬の子が吠えた声が、何かしら吠えを誘発する刺激となり、それが

真似をしているように見えるのかもしれません。

 

壁紙をはがしたり、家具を噛んだりしているのも、先住犬がイタズラを

した残骸が誘発する刺激となり、壁紙をはがしたり、家具を噛むことに

楽しさを見出したのかもしれません。

 

それが模倣行動のように見えるのかもしれません。

 

結局、真似をしているのか、ただ学習しているだけなのか、答えは

定かではありませんが、先住犬にそのような行動が見られるので

あれば、迎え入れるワンコもそのような行動をする確率が上がると

いうことです。

 

模倣行動でなかったとしても、それを誘発する刺激が増えるのは

間違いないわけですから。

 

そして、2頭一緒にそのような行動をするようになってから、直そうとしても

労力が倍以上にかかったりします。

 

そのような状況になり、一頭の子に向き合っている間、2頭目の子は

その行動をしているわけですから。

 

そうなってしまうと忙しくて仕方ありません。

 

であれば、そのリスクを減らすためには、先住犬のワンコが模倣されて

困るような行動は直してから2頭目を迎え入れた方が良いでしょう。

 

2頭共に、真似されて困るような行動をしてしまうのは良くない例の

一つですね。

 

多頭飼いについて考える 4

ここまでいろいろな話をしてきましたが、今回は多頭飼いについて良い例、

悪い例などを書いていきましょう。

 

もちろん、先にも書いたように、一人ぼっちが可哀想だから2頭目を

飼うという場合には、まず飼い主さんとの時間を考えてくださいね。

 

しかしながら、現実問題その時間を取ってあげれないから、2頭目を

考えているという方は少なくはないでしょう。

 

家族全員が仕事で長時間いなくなってしまったり、子供も学生で

日中は留守というご家庭も珍しくはありません。

 

このように既に先住犬がいて、2頭目を迎え入れるケースとして

書いてみましょう。

 

これは実際にそのような飼い主さん達の実話です。

 

例:1

 

その子はとても留守番が苦手な子です。

 

分離不安とまではいきませんが、飼い主さんがいなくなりそうな時、

その気配を察知し、クンクンと鼻を鳴らします。

 

飼い主さんが出て行ってからは、少しの間吠えてたりもします。

 

ただただ、寂しいのでしょう。

 

今までも書いてきたように、犬には群衆欲求がありますから。

 

そこに2頭目を迎え入れたということです。

 

先住犬の子は、特に犬との社会性も問題なく、どの子に対してもとても

フレンドリーな性格でした。

 

2頭目の子とも、とても相性が良かったそうです。

 

それから、気が付いた時には、飼い主さんがいなくなる気配を察知すると、

鼻を鳴らすことはあるものの、吠えたりすることはなく諦めるのが早くなった

そうです。

 

先住犬の子が一人ぼっちにされる、寂しさが紛れたのでしょう。

 

群衆欲求が少しでも満たされたことが大きな要因でしょう。

 

このように、どうしても飼い主さんが時間を取ってあげることが出来ない

場合、新しく迎え入れたワンコと相性が良く、先住犬が落ち着いて過ごせる

ようになったというのは良い例の一つではないでしょうか。

 

多頭飼いについて考える 3

もう少し、多頭飼いについて考えていきましょう。

 

今回は少し余談なのですが、このような面白い話を耳にしたことが

あるので、そのお話を。

 

前回の記事にて、今では犬同士群れを作ることはほとんどないし、

必要ないと書きました。

 

実際にオオカミでもない犬同士が、群れを作ることはありえないという

考え方が主流です。

 

ドッグランへ行き、犬同士が群れを成していくことなんてないですしね。

 

しかしながら、犬同士でも群れを成していくといった話です。

 

これは知り合いのカメラマンさんが沖縄で撮影をしていた時の話です。

 

確か、自然の風景や動物を撮影しに森の中で撮影をしていたという

話でしたが、森の中には野犬がいたそうです。

 

ハンモックにぶら下がって、風景や動物を撮影していたのですが、

一段落してハンモックから降りた時に、あれよあれよいう間に野犬が

集まってきたのだそうです。

 

しかも、その中にミニチュアダックスフンドもいたとか。

 

カメラマンさんはすぐにハンモックに登り、危険は回避できたそうですが、

ダックスがいたと聞いた時には思わず笑ってしまいました。

 

カメラマンさん自体を狩ろうとしたのか、何か匂いのする物につられて

やってきたのか…。

 

ペットとして飼われている代表的な犬種である、ダックスさえも状況に

よっては他の犬達と群れを成すのかと驚きました。

 

そのダックスは捨てられてしまったのか、はたまた脱走してしまったのかは

分かりませんが、一頭では生きていけないような状況になったのでしょう。

 

私も子供の頃、野良犬と何度もあったことはあります。

 

しかしながら、群れで行動している野良犬はいませんでした。

 

その時は近所の人達が食べ物を与えていたような覚えがあります。

 

要するに、生死がかかった状況などでは群れを作る可能性も

否めないのではないでしょうか。

 

今回はそんな余談話を。