もう少し、多頭飼いについて考えていきましょう。
今回は少し余談なのですが、このような面白い話を耳にしたことが
あるので、そのお話を。
前回の記事にて、今では犬同士群れを作ることはほとんどないし、
必要ないと書きました。
実際にオオカミでもない犬同士が、群れを作ることはありえないという
考え方が主流です。
ドッグランへ行き、犬同士が群れを成していくことなんてないですしね。
しかしながら、犬同士でも群れを成していくといった話です。
これは知り合いのカメラマンさんが沖縄で撮影をしていた時の話です。
確か、自然の風景や動物を撮影しに森の中で撮影をしていたという
話でしたが、森の中には野犬がいたそうです。
ハンモックにぶら下がって、風景や動物を撮影していたのですが、
一段落してハンモックから降りた時に、あれよあれよいう間に野犬が
集まってきたのだそうです。
しかも、その中にミニチュアダックスフンドもいたとか。
カメラマンさんはすぐにハンモックに登り、危険は回避できたそうですが、
ダックスがいたと聞いた時には思わず笑ってしまいました。
カメラマンさん自体を狩ろうとしたのか、何か匂いのする物につられて
やってきたのか…。
ペットとして飼われている代表的な犬種である、ダックスさえも状況に
よっては他の犬達と群れを成すのかと驚きました。
そのダックスは捨てられてしまったのか、はたまた脱走してしまったのかは
分かりませんが、一頭では生きていけないような状況になったのでしょう。
私も子供の頃、野良犬と何度もあったことはあります。
しかしながら、群れで行動している野良犬はいませんでした。
その時は近所の人達が食べ物を与えていたような覚えがあります。
要するに、生死がかかった状況などでは群れを作る可能性も
否めないのではないでしょうか。
今回はそんな余談話を。