罰を使うと嫌われる? 2

基本的に家族の方が強い罰を使ったからといって

嫌われるというケースは少ないでしょう。

 

昨日書いた、私が出張トレーナーだったらという例えと

同じぐらいに、普段のコミュニケーションが取れていない

のであれば別ですが。

 

同じ屋根の下に住んで、食事をあげたり、遊んだり、

褒めたり、撫でたり、そのようなコミュニケーションを

取っているのであれば、まず嫌われることはありません。

 

これは本当に人間も同じだと思います。

 

世代も変わり、今の学校ではあまり聞かない話ですが…

 

私がまだ中学生や高校生の頃、先生に殴られたことが

何度かあります。

 

もちろん、私が悪いことをしてしまった時です。

 

その中でも、担任をしていた先生に殴られた時には、

本当に担任の先生に申し訳なく思いました。

 

その後、その先生と会う機会がありましたが、怒りなどは

全くなく、むしろその時のことを感謝したぐらいです。

 

そして、もう一つ。

 

これは私が高校生の頃ですが。

 

訳あって、誰にも見つからないように裏門から学校へ

入ろうとした時のことです。

 

怖い先生との噂は耳にしていましたが、会ったことはなく、

もちろん会話などしたこともない、その噂の先生に見つかり

ました。

 

いろいろ言い訳をしたと思いますが、いろいろな規則を

無視していた私が悪く、結果殴られました。

 

その後、その先生に対してイラッとしたのを覚えています。

 

そんなもんです。

 

強く叱れば、嫌われるってことではないのです。

 

その犬、その人との関わり方です。

 

犬のしつけの基本ですが、しっかりとコミュニケーションを取り、

イケないことはイケないと。

 

良く出来た時には、たくさん褒めてあげる。

 

それでいいのではないですかね!?

 

罰を使うと嫌われる?

罰についての、そんな話。

 

そもそも、罰にはいろんなものがあります。

 

無視することもそうですし、びっくりさせること、リードで

ショック(ジャーク)を入れること。

 

これらを行うことで、犬の行動が減少したり、抑制出来た

のであれば、これらは全て罰なのです。

 

でも、その中でもやはり強さ(厳しさ)は違います。

 

その強さによっては否定的な意見を耳にすることも良く

あります。

 

しかし、そんなのどうだっていいんです。

 

罰を使わずにいられれば、それがもちろん一番です。

 

優しい罰で問題行動が直れば、それで良いです。

 

結局のところ、飼い主さんの不安を早く取り除いてあげる

ために、何が必要かなんです。

 

毎日、噛まれて涙している飼い主さんに長時間かかる

方法を進められますか!?

 

噛まれる度に、無視してくださいなんて方法を取れると

思いますか!?

 

トレーナーとして、必要なのはそこだと思います。

 

さて、では本題へ戻って。

 

『罰を使うと嫌われる!?』

 

先ほども挙げたように、罰にも強さがあります。

 

短時間無視するのであれば、そこまで強い罰のようには

感じないでしょう。

 

だから、それで嫌われてしまうとは思いません。

 

では、強い罰だとどうでしょう。

 

嫌われてしまうのでしょうか。

 

そこには人と犬との関係性が関わってきます。

 

例えば、私が出張トレーナーだとします。

 

出張先へ行く度に、私がその犬に対して強い罰ばかり

使っていたとしたら間違いなく嫌われるでしょう。

 

嫌われるというか、恐怖対象にしか成り得ないでしょう。

 

何故なら、罰を使うおじさんとしか認識されないでしょうから。

 

では、家族の方だったら!?

 

長くなったので、次回へ続けます。

 

コーギーのももじろうくん

 何か気分もほっこりした一枚。

コーギーのももじろうくんは、時には優しく時にはとてもパワフルに、

他のワンちゃん達と仲良く遊べるようになりました(^_^;)

そして、遊び疲れたのか、こんな姿に…

ももじろうくん、しばらくこのままでした…

そして私はこの姿をしばらく見つめていました…

それだけ…

ただ、それだけ…