罰を使うと嫌われる?

罰についての、そんな話。

 

そもそも、罰にはいろんなものがあります。

 

無視することもそうですし、びっくりさせること、リードで

ショック(ジャーク)を入れること。

 

これらを行うことで、犬の行動が減少したり、抑制出来た

のであれば、これらは全て罰なのです。

 

でも、その中でもやはり強さ(厳しさ)は違います。

 

その強さによっては否定的な意見を耳にすることも良く

あります。

 

しかし、そんなのどうだっていいんです。

 

罰を使わずにいられれば、それがもちろん一番です。

 

優しい罰で問題行動が直れば、それで良いです。

 

結局のところ、飼い主さんの不安を早く取り除いてあげる

ために、何が必要かなんです。

 

毎日、噛まれて涙している飼い主さんに長時間かかる

方法を進められますか!?

 

噛まれる度に、無視してくださいなんて方法を取れると

思いますか!?

 

トレーナーとして、必要なのはそこだと思います。

 

さて、では本題へ戻って。

 

『罰を使うと嫌われる!?』

 

先ほども挙げたように、罰にも強さがあります。

 

短時間無視するのであれば、そこまで強い罰のようには

感じないでしょう。

 

だから、それで嫌われてしまうとは思いません。

 

では、強い罰だとどうでしょう。

 

嫌われてしまうのでしょうか。

 

そこには人と犬との関係性が関わってきます。

 

例えば、私が出張トレーナーだとします。

 

出張先へ行く度に、私がその犬に対して強い罰ばかり

使っていたとしたら間違いなく嫌われるでしょう。

 

嫌われるというか、恐怖対象にしか成り得ないでしょう。

 

何故なら、罰を使うおじさんとしか認識されないでしょうから。

 

では、家族の方だったら!?

 

長くなったので、次回へ続けます。