条件付けを日常の生活にも取り入れていきましょう!
そして、子犬のうちから最も取り入れていただきたいもの。
それは、インターホンに対する条件付け。
何故、子犬のうちから!?
これは多くのご家庭で起こっていることですが、子犬を
迎え入れてすぐにインターホンに対して吠えるということは
あまり起こりません。
それは何故かというと、インターホンに対して何の
条件付けもされていない…インターホンが鳴っても、
何が起こるか予測が立っていないということです。
しかしながら、月齢を重ねていくとインターホンに対して
ある予測が立つようになります。
インターホンが鳴ったら、来客が来る。
よって吠えるという行動が起こります。
本当はもっともっと厳密な過程があるのですが、細かく
書くと難しくなってしまうので、だいぶ省略しています。
とにかく、そのような条件付けが付いてしまった後に
それを変えていくのは手間がかかる。
だから子犬のうちからなんです。
もっと言えば、まだ予測出来ないうちに、違う予測を
立てさせるということなんです。
それこそ、パブロフの犬の例でも構いません。
インターホンを鳴らしたら、エサをあげる。
これを繰り返していくことで、来客という予測が立つ前に
エサを予測させることが出来ます。
もちろん、エサじゃなくても構いません。
吠えるという行動(望ましくない行動)を引き起こさない
ものと条件付けれれば何でも良いのです。
皆さんも今後の日常生活を考えて、条件付けを使って
みてください!