条件付けを取り入れよう! 2

条件付けを日常の生活にも取り入れていきましょう!

 

そして、子犬のうちから最も取り入れていただきたいもの。

 

それは、インターホンに対する条件付け。

 

何故、子犬のうちから!?

 

これは多くのご家庭で起こっていることですが、子犬を

迎え入れてすぐにインターホンに対して吠えるということは

あまり起こりません。

 

それは何故かというと、インターホンに対して何の

条件付けもされていない…インターホンが鳴っても、

何が起こるか予測が立っていないということです。

 

しかしながら、月齢を重ねていくとインターホンに対して

ある予測が立つようになります。

 

インターホンが鳴ったら、来客が来る。

 

よって吠えるという行動が起こります。

 

本当はもっともっと厳密な過程があるのですが、細かく

書くと難しくなってしまうので、だいぶ省略しています。

 

とにかく、そのような条件付けが付いてしまった後に

それを変えていくのは手間がかかる。

 

だから子犬のうちからなんです。

 

もっと言えば、まだ予測出来ないうちに、違う予測を

立てさせるということなんです。

 

それこそ、パブロフの犬の例でも構いません。

 

インターホンを鳴らしたら、エサをあげる。

 

これを繰り返していくことで、来客という予測が立つ前に

エサを予測させることが出来ます。

 

もちろん、エサじゃなくても構いません。

 

吠えるという行動(望ましくない行動)を引き起こさない

ものと条件付けれれば何でも良いのです。

 

皆さんも今後の日常生活を考えて、条件付けを使って

みてください!