条件付け。
条件付けといっても、様々なものがあります。
その中でも今回は古典的条件付けというものににスポットを
当ててみましょう!
古典的条件付けの代名詞的なものに、パブロフの犬と
いうものがあります。
ベルの音を鳴らして、エサをあげるということを繰り返すと、
ベルの音を聞いただけで、よだれを垂らすようになるという
のがパブロフの犬です。
このように条件付けられていることが、実は日常の中にも
結構存在するのです。
例えばリード。
愛犬はリードを持ったら、どんな反応をしますか!?
嬉しくて飛び跳ねる!?
隅っこに隠れようとする!?
これ、実はどちらも古典的条件付けによって、学習した
反応なのです。
というのも、たいていの場合、家庭でリードを持つ瞬間って
散歩に出かける時がほとんどですよね!
なので、犬からすれば飼い主さんがリードを持てば、
その後には散歩が待っていることを予測するように
なります。
よって、散歩が大好きな犬であれば、リードを持った瞬間
散歩を予測して、嬉しくて飛び跳ねたり、一目散に玄関へ
向かうような行動を取るのです。
逆に散歩が嫌いな犬であれば、リードを持った瞬間に散歩
を予測するわけですから、嫌いな散歩へ行かないように、
隠れてみたり、テーブルの下に潜って出てこないなどの
行動を取ろうとするのです。
さて、もう一つ古典的条件付けとして、よく目にする機会が
あるのは食事の時ではないですか!?
食事の際に、何と食事を結び付けているのかは、その
家庭によって違うでしょうが、
たいての場合、フードボール(食器)の音。
台所へ立つ、飼い主さんの姿。
このようなものと食事を結びつけることが多いのでは
ないでしょうか!?
そして、犬の反応は、
いつも食事を食べる場所へ先回り!
台所で立つ飼い主さんの後ろでおすわり!
よだれを垂らしている!
とにかく騒いでいる!
こんなところですかね。
このように日常的に、目にすることの出来る条件付けを
しつけの中にも取り入れてみましょう!
では、どのように!?