2頭目に迎え入れたほくに、どのようにリードを張らない
ように教えていったかというと…
…。
リードを着けない散歩をたくさんしたのです!
どういうこと!?って思いますよね!
では、まず考えてみましょう。
散歩へ行くには、まずリードを着けるということが
当たり前になっています。
初めて散歩に行くところから考えていきたいので子犬
を想定してください!
好奇心旺盛な子犬にリードを着けて散歩へ行ったら
どうなるでしょう!?
あちこち行ったり来たりを繰り返し、即座にリードが
張ることでしょう。
もし、臆病な子犬で最初は動かない子であっても、外の
環境に慣れさえすれば、即座にあちこち歩き回るように
なり、リードが張ることが繰り返されます。
要するに、子犬の頃…もっと言ってしまえば散歩に
初めて出掛けた時からリードが張る経験をすることに
なってしまうのです。
そうすることで、抵抗反射という力が働く。
そして、リードが張った状態で犬が自分の行きたい
ところへ行ける。
これが繰り返され、引っ張り癖が出来上がっていくのです。
なので私はほくに、リードを張る経験をさせなかったのです。
まずは家の中などで横について歩くことを教え、外へ
散歩に行った時もリードを着けずに横について歩く
練習をたくさんしました。
(もちろん、安全を確保出来る場所を選んでくださいね!)
そのような練習をたくさんした上で、リードを着けて
散歩をするのです。
既に横に付いて歩くことを学習していれば、勝手にあちこち
歩き回って、リードが張るということはほとんどありません。
もうじき、ほくは4歳になります。
今でもとても好奇心旺盛な子ですが、リードを張る経験を
させなかったので、引っ張り癖は全くついていません。
これが、引っ張り癖を付けないポイントです!