リードを引っ張るには、いくつかの理由があります。
その中でも、特に大きな理由の一つとして、抵抗反射
という力が働くということが挙げられます。
抵抗反射とは力を入れられる方向と逆方向に力を入れる
ことなのですが、そうすることによって身体のバランスを
保とうとするのです。
これが散歩中にどのように働いているかと言うと、
散歩中、飼い主さんは犬にリードを着けます。
犬は前に行こうと引っ張りますが、飼い主さんはリードを
持って、リードの長さ以上には犬が前に行けないように
しますよね。
飼い主さんは、リードの長さ以上前に行けないように、
リードを掴んでいるだけなのですが、リードが張っている
ということは犬からしてみれば後ろに引っ張られている
状態になります。
後ろに引っ張られると体のバランスが崩れるわけですから、
その逆方向の前へと力を入れようとするのです。
人間も疑似体験出来ますよ!
貴方はその場を動かないように真っ直ぐ立って下さい。
誰かに肩を持ってもらい、後ろへ引っ張ってもらいましょう!
貴方は自分の体のバランスを保つために、どの方向へ
力を入れましたか!?
このようにリードが張るということが続けば、犬は前に
力をいれることを覚えていきます。
それが引っ張り癖へと変わっていくのです。
もちろん、他にも要因はありますよ!
でも、やはりその中でも一番大切なのはリードを
張る経験をさせない(続けさせない)ってことかな!?
それを、私は2頭目に迎え入れたほくちゃんに
活かしてみました!
すると…