リードを着けない! 2

リードを引っ張るには、いくつかの理由があります。

 

その中でも、特に大きな理由の一つとして、抵抗反射

という力が働くということが挙げられます。

 

抵抗反射とは力を入れられる方向と逆方向に力を入れる

ことなのですが、そうすることによって身体のバランスを

保とうとするのです。

 

これが散歩中にどのように働いているかと言うと、

 

散歩中、飼い主さんは犬にリードを着けます。

 

犬は前に行こうと引っ張りますが、飼い主さんはリードを

持って、リードの長さ以上には犬が前に行けないように

しますよね。

 

飼い主さんは、リードの長さ以上前に行けないように、

リードを掴んでいるだけなのですが、リードが張っている

いうことは犬からしてみれば後ろに引っ張られている

状態になります。

 

後ろに引っ張られると体のバランスが崩れるわけですから、

その逆方向の前へと力を入れようとするのです。

 

人間も疑似体験出来ますよ!

 

貴方はその場を動かないように真っ直ぐ立って下さい。

 

誰かに肩を持ってもらい、後ろへ引っ張ってもらいましょう!

 

貴方は自分の体のバランスを保つために、どの方向へ

力を入れましたか!?

 

このようにリードが張るということが続けば、犬は前に

力をいれることを覚えていきます。

 

それが引っ張り癖へと変わっていくのです。

もちろん、他にも要因はありますよ!

 

でも、やはりその中でも一番大切なのはリードを

張る経験をさせない(続けさせない)ってことかな!?

 

それを、私は2頭目に迎え入れたほくちゃんに

活かしてみました!

 

すると…