社会化風景 のえるくん

ある日のようちえんの社会化風景

のえるくんはミニチュア・ダックスフンドチワワのMIX犬です 😎

のえるくんは子供が少し苦手なこともあって、ようちえんでは子供に対して慣れてもらうための、社会化を一生懸命取り組んでいました!

ちなみに、この写真はだいぶ社会化トレーニングを積んだあとですからね!

子供が苦手な状態が強いまま、こんな状況に会わせてしまったら、余計怖くなって悪化してしまう可能性があるので、気をつけてください(-_-)/~~~

のえるくんは、この時点でだいぶ子供達に慣れてきていたので、わざと立ったまま近付いてもらいました♪

それも平気だったので、次のステップとして…

子供達に撫でてもらうという段階へ。

これには少し戸惑う様子が見られたので、お尻のほうだけ少し撫でてもらう感じに。

社会化トレーニングはとにかく焦らずに!

時間をかけてでも、計画的におこなっていきましょう!

おやつを使ったしつけはイケない?

前回、おやつについて少し書いてみたので、続けて

こんな議題も。

 

『おやつを使ったしつけはイケないの?』

 

これには、様々な意見が出てますよね。

 

おやつを使っていると、おやつを持っていないということを

聞かない。

 

おやつでつっているだけ。

 

おやつを使ったトレーニングをしていると、おやつに

過剰な反応を示す。

 

こーゆー話を耳にします。

 

僕としては、うまく使えれば、おやつ使おうが、使わなかろーが

どっちでもいいとおもうんですけどね…

 

ちなみに前回も書きましたが、僕はおやつを使います。

 

だからといって、うちの犬達はおやつがなくても指示は

問題なく入ります。

 

おやつを提示している時と、提示していない時の精度も

ほとんど変わりません。

 

確かにおやつを提示した時には、していない時よりも

興奮は強くなります。

 

ただし、それはおやつが好きな子であれば、おやつを

使ったしつけやトレーニングをしていなくても、おやつが

提示されれば、同様に興奮します。

 

おやつでつっているだけという意見も良く耳にします。

 

確かに行動を教え始める時には、行動を引き出すために

『つっている』という表現は当てはまるかもしれません。

 

おすわりやふせという行動は犬も自ら取りやすい行動なので、

行動を引き出すことをしなくても教えていくことは出来ます。

 

しかし、複雑な行動を教えていくにはまず行動が引き出せな

ければなりません。

 

人間が犬の体を無理矢理触って、そのような行動を

取らせたとしても、それではなかなか覚えません。

 

行動を引き出すためにおやつでつったっていいじゃないですか!?

 

もちろん、そんな複雑な行動を教える必要があるわけ

ではありません。

 

でも、いろいろな行動が出来るようになると、とっても

楽しいですし、それによって愛犬とのコミュニケーションの

時間が増えたりするもんなんです。

 

その一つのきっかけとして、いろいろな行動を教えて

いくのも良いんじゃないですかね!?

 

どんな時におやつをあげてる?

あなたはどのような時に愛犬におやつをあげますか?

 

帰宅して犬が出迎えてくれた時?

 

犬がかわいかったから?

 

おやつを欲しそうだから?

 

ご飯をあまり食べないから?

 

誕生日だから?

 

お利口にマテをしているから?

 

指示に従ってくれたから?

 

何かに怖がっているから?

 

当てはまるものはありましたか!?

 

ちなみに僕がトレーナーになる前は、上記のほとんどの

場面でおやつをあげていました(笑)

 

では、おやつをあげるのに正しい場面ってあるんでしょうか?

 

きっと、ないでしょう。

 

飼い主さん次第で構わないと思います。

 

ただ、トレーナーとしてお奨めしたい場面、お奨めしない

場面はあります。

 

僕はしつけ教室などでおやつに関してこのように言うことが

あります。

 

『僕も昔あげていたけれど、かわいいからといっておやつを

あげるのはもったいないよ~。ついついあげたくなっちゃうん

だけどね』と…

 

もちろん、そのような理由であげるのは先ほども書いたように

飼い主さん次第で構わないと思います。

 

だけど、おやつはいつでももらえるようなものではなく特別

な場面でもらえる物にした方がお奨めです。

 

それは何故かというと、私はおやつやおもちゃなどの犬が

大好きなものを使ってしつけ、トレーニングをしています。

 

要するに、かわいいからとか、欲しそうだからといって

おやつをあげてしまうと、しつけやトレーニングで使う

ご褒美としての価値が下がってしまう可能性があると

いうことなのです。

 

犬のおやつはしつけ、トレーニングをしていくうえで、有効に

使えるものですし、怖いと思う対象に慣れさせたりするのにも

有効になってきます。

 

ですからおやつなどのご褒美は、愛犬にとっていつでも

もらえるものではなく、特別な場面でもらえる物にして

あげるのがお奨めです!