動機づけ 1

犬に行動を教えるときには動機づけを

おこなうことが大切です。



これは人間も同じ。



犬の行動学の基本は人間の行動学ですから。



動機づけには良いことと嫌なことの2つが

使われます。



特にどうも思わないようなものは使われません。



よって、犬自身がこれは良いことだ!とか

これは嫌だ!と思わなければ動機づけが

成り立ちにくいということなのです。



このような動機づけは、昔から犬のトレーニング

にも使われていました。



昔の動機づけの多くは嫌なことの動機づけを

おこなうことが多かったように思います。



例えばおすわりをしなかったら、リードで

ショックを与えたり。



飛びついてきたら、犬の足を踏んだりと。



要するに、おすわりしなければリードで

ショック(嫌なこと)を与えられるからお座りしよう。



飛びついたら、足を踏まれる(嫌なこと)から

飛びつかないようにしよう。

といったように行動が形成されていくわけです。



このように嫌なことを動機づけして行動を

教えていく方法があるわけです。



もちろん、今でもそのような方法は使われることは

ありますし、それを全て否定するつもりもありません。



そのような方法が必要になる時も

あるでしょうから。



文章の最初の方に、犬の行動学の基本は

人間の行動学からきていると書きましたが、

面白いもので、昔は人間にも嫌なことを

動機づけることが多かったのではと思います。



実際、その時代に生きていたわけでは

ありませんから何とも言えませんが、

時代劇などを見ていると切腹というものが

あります。



中世の方では、奴隷となっていた人たちが、

鞭で叩かれている絵などを見ることがあります。



これも嫌なことに動機づけさせて、行動を

させていく方法です。



例えば、殿様に無礼があったら切腹しなければ

ならないと考えた時に、無礼なことをしないように

行動するでしょう。



思い石畳を頂上に運んでいれば、鞭で叩かれる

ことはないと考えたら、頑張って石畳を頂上に

運ぼうとするでしょう。



しかし、人間に関しても、犬に関しても嫌なことを

動機付けして行動させる方法は時代と共に

変わってきたように思います。



次回へ続けます。




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