私の思う柴犬 2

前回の記事に、柴犬の性格として、忠実で従順、勇敢で行動的という

表記を目にすると書いた。

 

しかし、それは柴犬だからというわけではないのではないか。

 

何故なら、忠実で従順…これは柴犬でなくとも、しっかりとした信頼関係

の構築により、どの犬でも忠実で従順といえる。

 

勇敢で行動的…これについては、子犬の時期の社会化によって、

どの犬でも勇敢で行動的に成り得る。

 

勇敢で行動的といってしまうと、多少意味合いが異なるかもしれないが、

社会化をすることによって、多少の物事におびえたり、ひるまない(勇敢)

性格になるし、初めての局面に立ち向かえる柔軟性(行動的)も養われる。

 

よって、それが柴犬の性格かといってしまうと、語弊があるようにも

感じてしまう。

 

では、私の思う柴犬の性格なのだが、いくつか書いてみよう。

 

ただし、もちろん柴犬といっても、個体差はあるので全てを鵜呑みには

しないで欲しい。

 

経験上、そのような特徴の子が多いという感じで書いてみたいと思う。

 

まず、特に目に付く部分としては、束縛されることが嫌いな子が多い。

 

束縛されるにも、様々なシチュエーションがある。

 

例えば、抱っこされておくことも束縛の一つだし、動物病院に行った時

などに保定されること、トリミングでの爪切りや耳掃除、シャンプーなども

束縛の一つに数えることが出来ると思う。

 

もちろん、これらの項目では柴犬でなくとも嫌がる子は多い。

 

だが、柴犬は特に顕著にそのような様子を見せる。

 

そして、パピーなら尚更だが、その際に悲鳴にも似た声をあげるのも

柴犬の特徴の一つだと思う。

 

声だけを聴いた人は、虐待でもしてるのではないか?と思ってしまう

ような奇声が発せられる。

 

私は以前、トリマーとして仕事をしていた事もあるので、トリミング時に

そのようなケースに出会うことも多かった。

 

なので、束縛が苦手という部分を柴犬の特徴の一つとして捉えている。