散歩中に他の犬に警戒心して吠えてしまうという
問題行動の治療計画。
どのような順番で行っていくかは、ひとまず置いといて、
どのようなアプローチがあるのか挙げてみましょう。
①犬への社会化(犬への警戒を解く)
②アイコンタクト強化
③ヒールウォーク強化
④罰
⑤関係作り
⑥リードの使い方
私が行うとしたら、このようなアプローチ方法を
組み合わせていくようになるかと思います。
正直、どれか一つでその行動を治すというのは
正直難しい。
④の罰には、しっかりと罰についての知識を持つ
トレーナーが使えば、絶大な効果が得れます。
そして、すぐにその行動を抑制することが出来ます。
しかし、問題の根本である、犬に対しての警戒が
解かれたわけではないので、犬に対して吠えると
いう行動を抑制した後でも、犬に対しての警戒を
解いてあげるために他の方法を組み合わせて
おこなっていくことが望ましいでしょうね。
では、逆に①の犬への警戒を解いていくための
犬への社会化のみではどうでしょうか。
犬への社会化をおこなっていくには、実際に犬との
距離を近付けていく必要があります。
さて、実際に散歩でそれを出来る飼い主さんは
いるでしょうか。
もちろん、全くいないわけではありません。
しかし、出来ない飼い主さんの方が圧倒的に
多いはずです。
それは何故かというと、自分の犬が相手の犬に対して
吠えかかっているわけですから、申し訳ない気持ちに
なってしまいます。
私もいち飼い主の時はそのような状況を経験して
いますから気持ちが分かります。
なので、どうにか距離を取ろうとしてしまい、近付けて
いくというのは非常に勇気がいるのです。
もし、近付けることが出来たとしても、散歩中に合う犬
全てがフレンドリーな性格なわけではありません。
より怖い経験をしてしまうと、逆効果にしかなりません。
そこをコントロールしていくのも難しい理由の一つ。
そーいう気持ちも分かるからこそ、私は犬の学校を
経営しており、そのような場所で犬への警戒を解いてあげる
ことは、有効的だと思います。
しかし、ようちえんなどの施設で犬への警戒が解かれ
たとしても、それだけで散歩中に他の犬に吠えない
ようになることは多くはありません。
ある程度の警戒が解かれたとしても、外で会う犬には
警戒はしてしまうものなのです。
だからこそ、幾つものアプローチ方法を組み合わせて
いくことが必要になるのです。
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