犬は人間ではないけれど、大切な家族の一員だ。
その家族の一員がイケないことをした時に、叱ったり、
罰を使うことを悪い事だとは思わないでほしい。
確かに人間が行うイケない事と、犬が行うイケない事は違う。
犬が行うイケない事というのは、犬からしてみれば当たり前の
行動がほとんどである。
吠えることであったり、噛みつくことであったり。
それが人間社会へ入って来るから、問題行動と呼ばれる
だけである。
だからといって、その行動全てを認める必要はない。
人間は社会で生活していく上で、様々なルールがある。
大きな枠でいうと法律というルールがある。
それを破れば罰せられる。
それ以外のところでは、学校でのルールがあり、職場の
ルールがあり、家族のルールがある。
文頭にも書いたように、犬は大切な家族の一員になる。
その中でイケない事をした時には、叱られたり、罰を使うこと
全てが悪いことではない。
その家族の中で、『他の人間噛んでもいいよ!』、『宅急便の
人にずっと吠えかかってなさい!』というルールであれば、
構わないのかもしれないが、常識的にそれはないだろう。
で、あればそういった行動に対して、優しい方法を用いて
行動修正を行ってみる。
不安からの吠えや噛みつきであれば、その不安を取り除いて
あげること。
ストレスからの行動であれば、そのストレスを緩和してあげること。
そのようなことから始めていくと良いだろう。
それで、なかなか効果が出ないようであれば、罰による
行動修正を考えても良いのではないだろうか。
さて、ここからが本題である。
タイトルにも書いたように、教科書的なものには、罰を使う
ことで副作用が出ることがあると書かれているものが、結構多い。
果たして、本当に副作用は出るのだろうか!?