そうなんです。
これで悩む飼い主さんが多いのが正直なところ。
同じ問題行動に対しても、トレーナーによって考え方も違えば、
行動修正の方法ももちろん違うことは多々あります。
なので、飼い主さんからすると、あのトレーナーはこう言っていたのに、
また別のトレーナーのブログ読んでみたら、全く違うこと言っていたなど、
良くあると思います。
でも、それはどうしたって、しょうがないこと。
スポーツコーチだってそう。
いろんなやり方のコーチがいるでしょう。
だから、オリンピックを目指す方達も、今まで習っていたコーチを
離れ、新たなフォーム改革を目指し、新しいコーチに習ったりも
しています。
もちろん、それが失敗するケースもあれば、成功するケースも
あったりと。
よって、方法は一つではないということ。
やはり、それなりにキャリアがあり、そのような問題行動に対して、
この方法がうまくいったという方法があれば、それをお伝えします。
もちろん、その子に対して、その方法では結果が伴わないこと
だってあります。
しかし、キャリアのある方がその方法をお伝えしたのであれば、
その方法でうまくいったことがあるということ。
要するに、その方法で飼い主さんに喜ばれたことがあるということです。
もう一つ、トレーナーによって言うことが違う原因だろうなぁ~と
考えた時に浮かんだのが、そのトレーナーが今置かれている環境。
例えば少し前に書いた、引っ張りを止めさせるトレーニングの記事で
3mほどの長さのリードを使いながら、散歩する練習。
http://ameblo.jp/minakuru-1/entry-11468979385.html
これは交通量の多いところじゃ無理だわ…。
じゃあ、公園などに移動して練習。
でも、結局いつもの散歩コースに戻れば交通量など刺激が強すぎて
コントロール出来ない…。
じゃあ、そんな環境で犬を飼うな!
そんなこと、あなたに言われる筋合いはない…。ってな具合に。
トレーナーが今置いている環境によって出てきている発言も
結構あるんじゃないかな…と思う。
正直、私も以前そのような傾向があった。
自分はこの仕事柄、犬とずっと一緒にいれる。
だから、そんなに留守番をさせることはないし、留守番によっての
問題もあまり経験しないものだから、単純に留守番時間を減らせば
良い…といった考え方を持つこともあったのだが、正直働く方達が
それは難しい。
その辺も汲み取って、お伝えしていくことも大切だろう。