ドッグスポーツの勧め

私は、ドッグスポーツをこよなく愛するオーナーの一人である。

 

前回の記事にて、ドッグスポーツを反対する意見があることも

事実と書いた。

 

しかし、反対をするのであれば、経験した上で述べて欲しいとも。

 

私はもちろん、ドッグスポーツには賛成派なのだが、それは何故か

ということを経験をもとに書いてみたいと思う。

 

まず自分が愛犬とドッグスポーツを始める前と始めた後で確実に

変わったことが幾つかある。

 

その中でも、最も賛成をする上で大きい要因はコミュニケーションを

取る機会だと思う。

 

今まで犬と一緒にいる生活をしてはいたものの、そこまで頻繁に

一緒に何かをするという機会を作ることはなかった。

 

しつけやトレーニングを行っていく上で、褒めることはとても大切な

プロセスの一つになるが、一緒に何かをする機会を作らなければ、

褒めるような機会は多くは訪れない。

 

そういう面でもドッグスポーツは、飼い主さんと一緒に何かをする

機会になる。

 

そうすると自然と愛犬を褒める機会が増えるのだ。

 

それも、物凄く上手に褒める飼い主さんが多い。

 

普段のしつけやトレーニング、問題行動の矯正を行っていく上で、正直

上手に褒めている飼い主さんは多くはない。

 

しかしながら、ドッグスポーツになると、とても上手になる。

 

不思議なものだ。

 

ドッグスポーツになると、飼い主さんも大いに体を動かすから、

テンションが上がるのだろうか。

 

成功していく過程が目に見えやすいから、褒めやすいのだろうか。

 

やはり、楽しいからなのか。

 

何故かは分からないが、ドッグスポーツをしている時の飼い主さんは

褒めるのがとても上手なのだ。

 

そうなると、褒められている犬も悪い気はしない。

 

とても楽しそうな表情を浮かべ、明るく伸びやかにスポーツをしている

犬達がそこにはいる。

 

それを感じ、飼い主さんもとても楽しくなる。

 

そのスパイラルが、とても良いコミュニケーションになるのだ。