先日の雷は凄かった。
その時間はまだ、ようちえんに通っている生徒さんやホテルでお預かりの
ワンコがいたのだが、そのうちの1~2割のワンコが何かしらの反応を
示していた。
助けて欲しさにどうにかして人のいる方へ来ようとしていたり、硬直して
その場で震えていたり、大きく口を空けハアハアとパンティングをしたりと。
このブログをご覧になっている飼い主様達も、そのようなお悩みをお持ちの
方もいるのではないだろうか!?
私自信、自分の愛犬にそのような悩みを持っている一人である。
雷が苦手…このような症状は雷恐怖症や音恐怖症と呼ばれたりもするが、
これは立派な病気の一つである。
病気とは言わないよ、苦手なだけだなどの意見があがったりもするのだが、
苦手なだけのレベルではない。
苦手なだけのレベルで終わらないのが、恐怖症と呼ばれるものである。
この恐怖症には音や雷以外にも様々なものがある。
人間的に良く聞くものの中には、高所恐怖症や閉所恐怖症、対人恐怖症
など様々なものがある。
これらの恐怖症と呼ばれるものに対しての症状として、酷いものになると、
過呼吸やパニック症状、卒倒することさえあるという。
それを考えると、苦手なだけのレベルではないのは良く分かる。
これはウィキペディアに載っていたのだが、高所恐怖症などは精神科医の
手助けが必要な不安障害であり、高所恐怖症を持つ患者は1m弱の脚立の
上でも体は竦み動けなくなるという。
恐怖症と呼ばれるものは、それぐらい大変なものなのだから、簡単に治療
出来るようなものではない。
それは分かってはいるのだが…
何とか克服して欲しいと切実に思う。