恐怖の連鎖

つい先日も雷が…。

 

そして、これからは花火シーズンがやってくる。

 

今日のお題『恐怖の連鎖』

 

この出だしで何となく言いたいことは分かるだろう。

 

雷が苦手という犬を飼っている方の中には、花火も苦手と答える方も

多くいる。

 

しかし、最初から雷、花火とどちらにも同様の反応を示す子は意外と少ない。

 

聞いていると、まず雷か花火のどちらかに反応を示す。

 

そして、その際にはもう一方の音に対して反応を示すことななかったのだが、

数週間、数か月、数年経って、気付いたらもう一方の音に対しても反応を

示すようになっていたというケースが割かし多い。

 

うちの犬もそのケースである。

 

最初は雷に対し、ブルブル震えヨダレを垂らすという反応を示していた。

 

そして、一年もした頃に花火に対しても同様の反応を示すようになった。

 

まさに恐怖の連鎖である。

 

雷と花火の音は違うものであるが、犬からしてみれば共通する何かが

あるのだろう。

 

大きい音という部分は共通するところだろうが、それだけではない。

 

なんせ私はこっそりとうちの犬をカラオケに連れて行ったことがある。

 

その際にも大きい音が聞こえているはずだが、恐怖症のような反応を示す

ことは微塵もなかった。

 

ということは大きい音以外にも共通する何かがあるのだろう。

 

上手く言えないが、雷にしろ花火にしろ、腹に響くようないや~な感覚が残る。

 

その腹に響くような感覚、振動音や轟音と呼ばれるものが大きな原因では

ないだろうか。

 

このように、全く違う音や物であっても、恐怖は連鎖してしまう。

 

これ以上、増えなければ良いのだが…