僕の働いていたペットショップ事情

ここまで、いくつかペットショップの売り文句ってやつを書いてきたわけですが、今回はペットショップの内情を書いてみよう。

第一回目の『ペットショップの売り文句にご注意』の記事の中でも書いているが、以前僕はペットショップで働き、生体を販売していた過去がある。
もう、10年以上も前になるが…。
一応断っておくが、そのペットショップでの経験がもとになっているのでご理解を。

あまり公にしたくないが、ペットショップで働いている時こんなことを言ったことがある。
僕が今だにとても鮮明に覚えている言葉…

ある犬種のオスを探しに来たお客さんがいたのだが、そのペットショップにはその犬種のメスしかいなかった場合。

『オス犬を探してるんですか!?オスだともう少ししたらマーキングが始まりますし、おしっこは足をあげてするからおしっこが飛び跳ねちゃいますよ。それに将来的に前立腺の病気にかかる可能性も高いからメスの方がいいんじゃないですか!?』

逆にメスを探しに来たのに、オスしかいなかった場合。

『えっ!?メスは大変ですよ。生理がきたら出血があるから面倒ですし、何より子宮の病気も心配ですからね。その点、オスは生理がないので飼いやすいですよ!』

こういった売り文句は昔から蔓延していたのだ。
そうやって在庫を抱えないようにし、売り上げをあげていくのだから。
そんなことを言っていた自分に嫌気がさすが…

ただ、その当時はペットショップで生体を買うことが当たり前過ぎて、生体を販売していることに全く違和感はなかったし、またそこの店ではそういったことを言いながら販売していたのでそういうものだと思っていた。

今でこそ、『パピーミル』という言葉や『犬の競り市』といった言葉も耳にすることが増え、ペットショップに生体がどういったルートで入ってくるのかも知られるようになってきた。
ただ、僕が働いていた10年以上前にはそういった情報は一般的ではなかった。
知っている人はほとんどいなかっただろう。

ペットショップで働いていた僕でさえ、当時『パピーミル』の存在は知らなかったのだから。
犬をどこから仕入れているのかを当時店長に訪ねた時『競り市場があるんだよ』といった返答から『犬の競り市』のことを知ったのは今でもよく覚えている。
そういった話の中で、そういう場所に入るには特定の会員にならなければならないことなども分かった。

当時働いていたショップの店長からそのうち連れてってやると言われていたが、行くことなく終わった。
あまり長く働かなかったから(笑)

ここまででだいぶ長くなってしまったが、ペットショップ事情に関する記事はもう少し書いていきたいので次回にも続けよう。