可愛い子には旅をさせよ

『可愛い子には旅をさせよ』

 

ことわざの一つだが、妙に共感出来る。

 

ことわざの意味合いとしては、「我が子が可愛いなら、親の元に

置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させた

ほうがよいということ」なので、少しニュアンスは違うのだが、この

言葉はしっくりくる。

 

犬に向けたことわざを作ってみるのも面白い。

 

『可愛い愛犬には旅をさせよ』って感じか。

 

「愛犬が可愛いなら、飼い主の元に置いて甘やかすばかりではなく、

世の中の人や犬や環境とたくさん触れ合うような経験をさせたほうが

良い」といった感じだろう。

 

犬に対して、世の中の辛さや苦しみを経験させる必要は特にない。

 

ただ、世の中のいうやつを経験させてあげて欲しい。

 

私がこのことわざに共感出来るところが、もう一つある。

 

旅をさせよという部分から、一人旅を想像するのだが、犬は一頭で

旅をすることは出来ない。

 

しかし、一頭でどこか見知らぬところへ預けられることはある。

 

ペットホテルなどが、まさにそれである。

 

子犬の頃からそのような旅をしていた犬と、ある程度の年齢を迎えて

から初めて旅をする犬とでは、精神状態に大きな違いがある。

 

ある程度の年齢を迎えてから、初めて旅をする犬は大きなストレス

状態になることが多い。

 

だからこそ、子犬を飼っている方達は飼い主さんと離れるといった

旅も今のうちに経験させておくと良いだろう。