ご飯を守る 2

ご飯を守ることを、認めてあげるべきか、止めさせるべきか。

 

私であれば、前回の記事でも書いたように、止めさせる方を選ぶ。

 

認めてあげるということは、犬が食事をしている時に、近付かない、

身体を触らない、食器に手を伸ばさないということになる。

 

それだけであれば出来るであろう。

 

だが、偶然にも近くを通らなければならないことが起こった時に、

うなられても、噛みつかれても仕方がないということである。

 

子供が遊びに来た時、孫が遊びに来た時、子供や孫が何気なしに

食事中の犬を触ろうとした時に、噛まれても仕方がないということだ。

 

子供達に前もって注意出来るなら良いが、それでもやってしまう

可能性があるのが子供である。

 

もしかしたら、犬の食事中に大切な指輪が食器の近くに落ちて

しまうかもしれない。

 

そのままにしておけば、誤って指輪を誤飲してしまうかもしれない。

 

そのようなことがあっても、認めてあげますか?

 

前回も書いたように、信頼関係などの飼い主さんとの関係性とは

別に所有欲を見せることがある。

 

であれば、最初からそのような所有欲は抑えるようなトレーニングを

しておいた方が良いだろう。

 

それで事故が起こる可能性がぐっと減るのであれば、その方が

良くはないだろうか。

 

そして、そのトレーニングを行うにしても、犬の食事の邪魔ばかりする

わけではない。

 

人間が近くにいても、平気なこと、食事を守る必要がないことを

教えて行くだけである。