トレーナーであれば、これは結構試した人は多いかもしれませんね!
私も今までに、何度か試してみたことがあります。
もちろん、一回では分からないのでたくさんの犬に幾つかのカーミング
シグナルを出しながら、挑戦したことがあります。
まずはあくび。
このカーミングシグナルは、私はストレスを感じているからやめてよと
いった意味合いを伝えていると言われています。
それと同時に良く出していたカーミングシグナルは目を背けるといったもの。
これも、相手に対して怖いという思いを伝えながら、相手を落ち着かせる
ためのシグナルといわれています。
この2つを組み合わせて使ってみたことが何度かあります。
それを、どのような犬に使ってみたかですが。
初めて会った緊張からこちらに威嚇してくる犬、攻撃的な犬、逆に
フレンドリーだけど、かなりしつこい犬など。
これらの犬に試したことがあります。
が、このカーミングシグナルを真似てみても威嚇してくる犬に変化は
ありませんでした。
しつこい犬も変化なく、しつこいまま…。
伝わらなかったようです。
あるトレーナーは、攻撃的な犬に対して、ある程度の距離を取って、
このカーミングシグナルを出したところ、攻撃されたという方もいました。
あくびなどの他に試してみたシグナルもあります。
カーブを描きながら相手に近付くというシグナル。
これも、相手にたいして敵意や攻撃の意志がないことを知らせる
シグナルといわれています。
ただし、カーブを描こうが警戒している犬に近付けば、更に警戒が
強くなることがほとんどです。
何故、犬の行動を真似ると伝わる物は多いのに、カーミングシグナルは
伝わりにくいのでしょうね!?