伝えたいことが多過ぎて

ブログを読んでいただいている方はご存知だろうが、僕は犬のようちえんを経営している。
ようちえんという名前を聞くと子犬が通ってそうなイメージを持つが、実際には1歳を超える成犬もたくさんいる。
1歳を超えてようちえんを考えられる方は、たいてい特定のお悩みがあるのだが、それは後天的なものが多い。

具体的にいうと、子犬を飼い始めたばかりの頃には特に気にも留めていなかったのだが、成長するにつれ出てきたもの。

例えば、他の犬や、他の人に警戒して吠え続けたり、攻撃をしてしまう。

触ろうとしたり、抱っこしようとしたり、足を拭こうとすると噛みついてくる。

咥えた物を取り上げようとすると噛みついてくる。

トイレが出来ない。

部屋のあちこちでマーキングばかりする。

外を怖がって歩けない。

散歩中、グイグイ引っ張って歩く。

インターホンがなったり、来客が来ると物凄い勢いで吠える。

こういったお悩みのこと。

トイレに関しては、子犬を飼いはじめた時から出てくる問題ではあるが、1歳を過ぎても困っている問題としてよく取り上げられる話題なので入れておく。

では、他の問題を見てみよう。
たいていが成長と共に出てきていることがお分かりになるだろう。

迎えたばかりの子犬が、他の人や他の犬に警戒して吠え続けたり、攻撃してしまうなどの可能性は極めて低い。
しかし、成長していく過程でそういったものに接触する機会が少なかったり、接触する機会があっても怖い思いをしてしまうことで、警戒する対象に変わってしまう。
だから、吠え続けたり、攻撃しようとするのだ。

こういった状況が続くと、吠え続けたり、攻撃することで警戒対象が自分から遠ざかったり、いなくなることを学習していく。
そして、行動が定着していく。
ここまで見ると、先ほど『後天的なもの』といった理由が分かるだろう。

触る、抱っこする、足を拭こうとすると噛みついてくる。
これだって、そうだ。

最初から適切に扱うことでそんなことは起こらない。
やたらめったら触られたり、抱っこされることを犬は好きじゃない。
足を拭かれるなんて言語道断。
受け入れてくれる子は多いが、嫌なことに変わりはない。

そういったことを何も考えずに急に行うもんだから、噛みついてこようとするのである。
それでも、まだ続けようとするから、エスカレートしていく。
最初から犬を尊重した扱いをし、どうしても足拭きなどをしたいのであれば、慣らしてからするようにしたらいい。
そうすれば噛みつくなんて学習をしないで済むのだ。

他に挙げている悩みも全て同様。
後天的な問題なのである。

さてさて、前振りが長くなってしまったが、何を言いたいのかというと…
『後天的な問題であれば、事前に対処出来るんじゃね!?』ってこと。
この事前の対処がどれだけ大切か、また事前の対処で何をやれば良いのか。
思いつく限りのことを、ようちえんで伝えていきたい。
只、その為には伝えたいことが多すぎて。
そこをしっかりカバー出来るテキストとかを作りたい…と考えながら、今記事を書いてます。

 

 

避妊手術を終えて

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早期不妊手術終了!
もう、だいぶ経ったけど…

実証!

というのも、うちの犬が早期不妊手術を行うのは初めてのことだったので、早期不妊手術で挙げられているメリットが正しいものか確かめてみたいという思いもあり。

さてもう一度、早期不妊手術のメリットを書いてみると、手術時間が短く、手術もしやすく、出血量も少なく済むということが挙げられている。
自分が手術をしたわけではないので、手術時間が短いだとか、手術がしやすいだとか本当のところは分からないが、そこの先生は『超、かんたん!』と言っていた。

とりあえず、その言葉を鵜呑みにしておこう。
わざわざ、難しい手術を選ぶはずもないのだから。

ただ、出血量に関しては実証できたと思う。
不妊手術の多くは子宮と卵巣を摘出するのが一般的である。
病院によっては、その摘出物をいただくことが出来る。
まあ、欲しがる飼い主はあまりいないと思うけど…

僕は今回、摘出物を食塩水パックにしていただいた。
その際に食塩水パックにしたばかりの成犬の摘出物も見たのだが、食塩水が真っ赤に濁りドロッとした印象だった。
しかし、僕がいただいた方は、食塩水がほんのりピンクに色付いた程度で濁った様子もなく、食塩水はサラサラのままだった。
このことからも、出血量の違いが伺える。
実証出来たと言えるのではないだろうか。

また、早期不妊手術のメリットとして、他には肉体的回復が早いこと、精神面の回復が早いことなどが挙げられている。

今回、早期不妊手術を受けたのは、うちの3頭目になる西(せい)ちゃんだ。
1頭目、2頭目の南(みなみ)も北(ほく)も不妊手術を行っているが、僕の行動が遅く、手術したのはどちらも1歳を大幅に過ぎてのことだった。
その時の南と北の手術後の様子を考えると、とても疲れた様子をしていた気はする。
少しグッタリした感じで、家に帰ると横たわっていたような…。

でも今回、西を家に連れて帰った直後からいつもと変わらぬ様子で走り回って遊んでいたのが印象的である。
手術の疲れなど全く感じさせないかのように。
そのような状態からか、手術の傷跡を気にする様子もなく舐めたりすることはほとんどない。
手術後エリザベスカラーを数日間着用するように言われることが多いと思うが、西にエリザベスカラーを着用したのは全体を通して1時間程度だった。

もちろん、成犬で手術した子でも傷口を気にしてなかったという子もいるだろう。
だが先ほども書いたように、手術直後でも疲れなどを感じさせないように走り回る姿を見ていると、肉体的にも、精神的にも回復するのは早いのだろうと実感出来た出来事だった。

よって今後、自分にまた家族犬が増えたり、飼い主さんから不妊手術の相談を受ける時には早期の手術をお勧めすることだろう。
以上が、早期不妊手術を終えての感想である。


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動物病院の選び方 part 2

明けましておめでとうございます。
今年一発目は前回の続きをば。

避妊手術をするにあたって動物病院を選んでいたわけだが、前回書いたような家から近い事や料金面のことなどは避妊手術の時だけではなく、動物病院を選ぶ時の大切な条件となる。

しかし、他に挙げた条件は避妊手術が大きく関係してくる。
それが三つ目の早期不妊手術(うちの子は手術の時、3か月半ぐらい)を行っているか。
四つ目の当日退院可能かといった条件だ。

この早期不妊手術の早期とは、生後6週齢から16週齢ぐらいの間の手術を指す。
1ヶ月半~4ヶ月ぐらいの間だ。
まだまだ日本では一般的に行われていないだろう。
それを裏付けるものとして数十軒の動物病院に電話したうち、早期不妊手術をおこなっているところは一つしかなかった。

ちなみにそこ以外の病院の返答は全て同じで『生後半年ほど経過してから』というものである。
何故、今回僕が早期不妊手術が出来るところを条件として入れているかというと、『不妊手術をいつ行うか』という議題については新しい情報であること。
また、そのメリットとして手術時間も短く手術もしやすく(早期不妊手術の経験者であれば)、出血量も少なく済むということが挙げられている。
また、肉体的回復も早く、手術直後でも何事もなかったかのような精神面の回復の速さなども挙げられている。

僕自身この早期不妊手術をうちの犬で行うのは初めてのことだったので、このように挙げられているメリットが正しいものなのかを知りたいということもあった。
また、先ほども書いたように新しい情報を常に取り入れようとしている先生のところでお願いしたいと思ったことも、この条件を入れた一つの理由である。

僕がこの早期不妊手術を知ったのは、アメリカの現場で働く日本人獣医師のレポートを読んだことがきっかけである。
その方のレポートの一節にこのような内容が書かれている。

むかしむかし、不妊手術は初回の発情が来てから、すなわち生後10ヶ月ぐらいに行われていたそうな。
1980年代になると、初回の発情前に手術をすることで、将来敵に乳腺腫瘍が発生する確率を減らすことができると医学的に証明され、麻酔技術が発達したこともあり、生後6ヶ月ぐらいに手術を行うのが良いとされるようになった。
そして、1990年代を過ぎると先ほど挙げたようなメリット等から早期不妊手術が広まっていったという。
もちろん早期不妊手術を行う上での安全性も臨床統計データによって証明されている。

それでもまだ、『生後半年ほど経過してから』と唱え続けるのは少しばかり情報が遅れているのではないだろうか。
このようなことは獣医学だけではなく、僕たち(トレーナー)行動学の分野でも同じようなことが言える。
昔使われていた方法を使い続けたり、昔言われていた理論などをいつまでも唱え続けていたのでは時代遅れである。
そのような理由からも常に新しい情報を取り入れている病院を選びたい。
もちろん、その新しい情報を正しく使えるよう、トレーニングを受けていたり、経験を持っていることが大切だが。

さて、この早期不妊手術を行っているかという条件で、動物病院は決まった。
後は、当日退院が出来るか。
何故、当日退院をさせたいかというと、単純な理由でしかない。
麻酔をして、手術をした上にエリザベスカラーを着用させてケージに入れっぱなしにして欲しくないからである。
どれだけのストレスが犬にかかるか想像も出来ない。
犬だって飼い主と一緒にいたほうが安心なのだから。

しかし、多くの病院では避妊手術後、一泊入院をさせる。
それは手術後一日が経過するぐらいの間は安全を確認したいということだろう。
今回電話した病院も一泊入院させるところがほとんどだったが、手術後の様子によっては当日退院でも構わない、又は相談に乗るという病院は幾つかあった。
確かに容態が急変してしまうケースがない…ということはないのだろうが、健康体の犬が、無事に手術を終え、麻酔からもしっかり目が覚めていれば、問題になることは極めて少ないだろう。
そうであれば、それこそ術後には、少しでも安心できるような環境で過ごさせてあげたい。

それが、当日退院を条件に入れた理由である。
先ほど、早期不妊手術を行っている病院は一つだけあったわけだが、そこはもちろん当日退院も可能であった。
それもそのはず。
メリットとして挙げた中に、手術もしやすく、出血量も少なく、肉体的、精神的にも回復が早いとある。
そうであれば、一泊入院させる必要はそこまでないだろう。

こうして、無事病院が決まり、手術が終了した。