先日、テレビで麻薬探知犬の番組をやっていましたね。
その中で、麻薬探知犬を作っていく過程でおもちゃ遊びが取り入れ
られていました。
大麻草の匂いをつけたダミーと呼ばれるものをレトリーブさせたり、
引っ張りっこしたりと。
その過程の中で、犬は大麻草の匂いを覚え、それを見つけると
楽しい遊びが出来ることを学習していくわけです。
もちろん、そこまでに複雑な過程があるでしょうが、それが空港の
キャリーバックの中に入った、大麻草の匂いを発見することに
繋がっていくみたいですね。
警察犬の襲撃を教えていく際にも、おもちゃ遊びが取り入れられているのを
見たことがあります。
腕に噛まれても大丈夫なようにパッドを巻き、麻袋みたいなものを
かぶせて、そこに噛みつかせます。
そして、噛みついて来た時に引っ張りっこをするのです。
噛みついた箇所を離さないようにするための意欲をつけていくことも
そうでしょうが、その箇所を噛みつくことにより楽しい遊びが出来ることを
学習していくのでしょう。
イギリスなどで行われている、撃ち落とした鳥などを回収してくる
ガンドッグという仕事。
これらも全ておもちゃ遊びを取り入れて、教えていくのです。
こう考えてみると、おもちゃ遊びも奥が深い。
ただし、一般のご家庭でここまでのことを教えていくことは、ほとんど
ありませんよね。
だけど、一般の家庭でもおもちゃ遊びによって教えられることって
結構あるんですよ。
次回はその辺に触れてみましょう!