恐怖の連鎖 2

恐怖が連鎖する状況は他にもある。

 

 

例えば、雷に対しての恐怖症を持っている場合、何も雷がなるまで反応を

示さないわけではない。

 

 

たいていの場合、雷が鳴り響く前には、様々なことが起こっている。

 

 

気圧の変化であったり、激しい雨、そしてそれに伴う雨音など。

 

 

うちの子の場合は、激しい雨音を聞いた頃から震えが始まる。

 

 

これも恐怖の連鎖の一つと言えるだろう。

 

 

そして、この連鎖も犬によって変わってくる。

 

 

雷恐怖症を持っている犬が、ある特定の場所に行った際に、激しい雷雨に

出会ったとしよう。

 

 

そのようなことが起これば、その特定の場所が恐怖の対象になってしまう

こともある。

 

 

これは知人の話だが、ドッグランに行った際にそこで激しい雷雨と遭遇

してしまった。

 

 

今まではドッグランに行くと楽しく走り回っていたみたいだが、それ以降は

ドッグランに行ってもベンチの下に潜って怖がっている。

 

 

ドッグランが恐怖の対象となってしまったようだ。

 

 

恐怖の連鎖である。

 

 

ちなみに、今回ここで紹介しているような内容は専門用語では古典的条件付け

と呼ばれる。

 

 

本来は今まで何でもなかったもの…

(うちの犬の話では激しい雨音)

(知人の話ではドッグラン)

 

 

それが、雷という恐怖と結びついてしまったのだ。

 

 

このような恐怖に対しては、出来る限り何かと結びついてしまわないように

心掛けてあげたいところである。

 

恐怖の連鎖

つい先日も雷が…。

 

そして、これからは花火シーズンがやってくる。

 

今日のお題『恐怖の連鎖』

 

この出だしで何となく言いたいことは分かるだろう。

 

雷が苦手という犬を飼っている方の中には、花火も苦手と答える方も

多くいる。

 

しかし、最初から雷、花火とどちらにも同様の反応を示す子は意外と少ない。

 

聞いていると、まず雷か花火のどちらかに反応を示す。

 

そして、その際にはもう一方の音に対して反応を示すことななかったのだが、

数週間、数か月、数年経って、気付いたらもう一方の音に対しても反応を

示すようになっていたというケースが割かし多い。

 

うちの犬もそのケースである。

 

最初は雷に対し、ブルブル震えヨダレを垂らすという反応を示していた。

 

そして、一年もした頃に花火に対しても同様の反応を示すようになった。

 

まさに恐怖の連鎖である。

 

雷と花火の音は違うものであるが、犬からしてみれば共通する何かが

あるのだろう。

 

大きい音という部分は共通するところだろうが、それだけではない。

 

なんせ私はこっそりとうちの犬をカラオケに連れて行ったことがある。

 

その際にも大きい音が聞こえているはずだが、恐怖症のような反応を示す

ことは微塵もなかった。

 

ということは大きい音以外にも共通する何かがあるのだろう。

 

上手く言えないが、雷にしろ花火にしろ、腹に響くようないや~な感覚が残る。

 

その腹に響くような感覚、振動音や轟音と呼ばれるものが大きな原因では

ないだろうか。

 

このように、全く違う音や物であっても、恐怖は連鎖してしまう。

 

これ以上、増えなければ良いのだが…

新入生 リズちゃん

うるうるした目をしている3歳10か月のリズちゃん

リズちゃんはヨークシャーテリアの女の子♪

外の世界の経験不足のため、ちょっと怖がりさんです(;O;)

お散歩の途中などで会う他のわんこや飼い主様以外の家族に対して

苦手意識が出てしまい吠えてしまうそうです。。。

ようちえんでは、生徒さんやホテルでお預かりしているさまざまな種類のわんこだったり

生徒さんのママさんやパパさんなどの来客もあります!!

たくさんの経験を積んで色んなことに慣れてもらいたいです(*^_^*)